以前、愛用していたdynabook R634シリーズの大きいタイプでもある、このdynabookR654は15.6インチの薄型になります。
ビジネスで使われることが多いですが、私はあまり見かけません。
裏面を見ても型番などのシールは下記のように透かしやのようなデザインになっています。
これはdynabook R643とほぼ同じです。
では、そんな珍しい機種のdynabook R654/Kを分解してみます。
分解作業
モデル:dynabook R654/K(PR654KAA1E7HD71)
R643の10キー付きのキーボードになります。
裏面もほぼ同じですが、R643と違うところは裏カバーの脱着にゴム足の取り外しは必要ないみたいです。
特に複雑なネジもなく、見えるネジを外せば裏カバーが外れます。
何となくSatellite B35やR35などの内部に似ています。
ファンはR643やR644とは全く違ったファンです。
2か所のネジを外せばファン単体が外れます。
バッテリーも外します。(型番:PA5149U-1BRS)※dynabook R644/K と同じ
dynabook R634/Kがありましたので、それと比べてみると全く違うバッテリーでした。
コネクターは同じです。
※上記のR643⇒R634の誤りです。
マザーボード外し
マザーボードを外すためには下記の①~⑦のコネクターを外します。
①wi-fiアンテナコネクター ②CMOS電池コネクター ③キーボードコネクター ④マウスパットケーブルコネクター ⑤スピーカーコネクター ⑥デュスプレイコネクター ⑦電源コネクター
ディスプレイコネクターは垂直に上げると外れます。
ケーブル型番:GDM900002784(1366×768)
コネクター類が外れたら、5か所のネジを外せばマザーボードが外れます。
マザーボードが外れます。
次に液晶パネルを外します。ヒンジの固定ネジを外します。
パームレスト(キーボードベゼル)が外れます。
液晶側ヒンジ固定ネジを外します。
左右のヒンジが外れます。
次に液晶フレームを外すのですが、これは慎重に行ってください。下記のように隙間を少しずつ開いて爪を外していきます。
開腹ヘラなどを使い少しずつ開いていきます。
このタイプは直ぐに割れるので注意が必要です。
フレームが外れると液晶が見えますので、ネジを4つ外せば液晶が外せます。
型番:LP156WH3
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