初期化
初期化=リカバリーする
dynabookの場合はこの言葉の意味で良いと思います。
さて、2015年以降の機種についてはほとんどがHDDリカバリー(HDD/SSDに初期化プログラムが内蔵)していますので、下記手順で簡単にリカバリー可能です。(中のデータ、及びインストールアプリは全て消えます)
まずは動画で解説
今の時代、動画で見た方が早いです。
dynabookには2種類HDDリカバリー方法がありますので、覚えておいてください。
2種類とは以下の2つです。
dynabookリカバリー
dynabookのHDDリカバリーツールでリカバリーします。
特徴
これは完全に初期化します。
「出荷状態」に戻すということになりますので、まっさらで跡形もなく初期化されます。
下記がその手順です。
windowsリカバリー
windowsの機能を使ってリカバリーする
特徴
このやり方が完全にリカバリーする方法とデータは残してリカバリーする方法が選べます。
下記動画でこのような箇所がありますので、そこで選んでください。
例えば、windowsが不安定なので、データ以外(windowsやアプリケーションなど)だけをリカバリーしたい時などに利用できます。
※注意:下記がちょっとBGMのボリュームが大きいと思うので注意してください。
実施例
先日、システムの復元を試みたら、案の定windowsのスタートアップが壊れて、起動しなくなりました。そこで今回、上記のwindowsだけの初期をした記事が下記です。参考にしてください。

補足
上記動画での操作補足です。
HDDリカバリー方法は電源を押した直ぐにキーボードのF12を連打してBoot menu(ブートメニュー)からHDD Recovery を選んでください
後は画面がリカバリーの画面に遷移します。
バックアップディスクを作っておく
もしもの保険のために、必ずリカバリーディスクを作成しておいてください。
なぜか?
HDD故障などの時にはメーカー修理で高額です。
これがあれば、近所のパソコンショップからHDD/SSDを買ってきて自分で修理できます。
絶対に助かりますので、是非、下記で進んでください。
ディスク購入
詳細はメーカーに聞くのが一番です。
下記にも処分品は販売しています。
リカバリーディスク作成方法
Dynabook(旧東芝)専用のツールであるdynabookリカバリークリエーターを使ってリカバリーディスク(メディア)を作成します。
パソコン内部のリカバリーディスク作成用に作られたエリアを単純にディスクに書き込みバックアップとして保管しておけば非常に便利です。
2013年以降からはほとんどこの方法で作成することになっています。
これをしていないと故障時にメーカー修理になり、セルフメンテナンスができません。
余分な出費を控え、修理費用を削減したい方は是非実施ください。
リカバリークリエーターがインストールされていない場合
(windows7の場合) 動画あり dynsbook B35/R R35/M B45 B65 B75 AZ15/A リカバリーディスク作成方法リカバリーを実施したい方は下記を参考にしてください。 HDDリカバリーで初期化したい方 作ったディスクで初期化したい方 リカバリーディスク作成方法 パソコン初心者の方は必ず役立つので作成して、保証書と一緒続きを読む
(windows10の場合)
https://dynabook.biz/recovery/20383/
ディスクを使ってリカバリーを行う
電源が入っている時に予めドライブにリカバリーディスクを入れて完全シャットダウンしてください。
起動時に「C」を押したまま電源を入れ、dynabookロゴがでたら押していた「C」キーを手から放してください。
するとドライブのディスクが動き出しリカバリーが始まります。
簡単な手順ですが、「C」の手を放すタイミングがポイントです。
動画で解説
参考ページ(F12起動)

リカバリーディスクを紛失した場合
2019年11月現在、リカバリーディスクを紛失した場合は下記の方法があります。
但し、法人モデル以外は添付ディスクが付かないモデルになりますので別途購入が難しいです。
方法1、dynabook安心サポートに相談する(持込リカバリーサービスがあるはずです)
方法2、ヤフオクやメルカリなど不要分のディスクを個人売買する。
方法3、処分品のディスクを探す(こちら)
下記を参照ください。
2019年11月更新
東芝ノートパソコン リカバリーディスクの入手方法
windows8/8.1/10のホームエディションの2016年以降の機種は注意が必要です。
ヤフオク等でDVD-Rで販売されてある方がいますが、モデルによってはタグコードが埋め込んであり、リカバリークリエーターで作成(DVD-R)が他の機種で使えないという事象が多発しています。
ご購入の際は下記を一度読んでご決断ください。

添付ディスクを紛失
ただし、添付ディスクを紛失したということであれば、添付されている以上、どこかにあります。
下記の処分品を探してみてください。
リカバリー実施時のメニュー
パソコンを初期化(リカバリー)する過程の中で途中下記の項目を選ぶ場所があります。
①ハードディスクの消去
②リカバリーウィザード(TOSHIBA Recovery Wizard)
③ファイルのレスキュー(TOSHIBA File Rescue)
以前はパーティションを変更できましたが、2016年以降は下記に変わっていますね。
ここで②が通常リカバリーになります。
【2019年10月】
ハードディスクリカバリー領域の移動(HDD換装)
HDDRECOVERY領域の移動はやや難しいです。
単にディスクコピーだけであれば、ブート(起動)できません。
HDDのMBR情報もコピーできるツールでディスクコピーできれば移動は可能ですが、ディスク容量や種類など、上手く行かないケースも多々あります。
実験していますので、下記ページを参照ください。
他シリーズのリカバリーディスクを利用する
2015年以降は他のリカバリークリエーターで作成したディスクを利用できません。

(それ以前の機種は可能です)
https://dynabook.biz/recovery/356
(利用実績)
https://dynabook.biz/satellitej/365
どうしてもリカバリーディスクが入手できない時
これは製造メーカーのサポートに頼るしかありません。
dynabookサポート(リペアセンター)に持込修理でリカバリー可能です。
ただ、どうしても修理に出したくない場合はパッケージ版のwindowsを購入し、関連ドライバーを下記からダウンロードしてください。
https://dynabook.com/assistpc/various_download/index_j.htm
windows10の場合はドライバー組み込み無しでそのまま使えると思います。
※同じ型番のリカバリーディスクも使えない?
2022/4 更新 dynabook「このリカバリメディアはあなたのパソコンでは使用できません」リカバリーできないリカバリディスクの仕様 一般的に個人所有のパソコンはコンシューマモデルの「windows HOME(ホーム)」エディションを搭載が多いです。 逆にビジネスモデルは「windows professional(プロフェッショナル)」搭載が原続きを読む
リカバリーディスクを販売してよいか?
リカバリーディスクのライセンスはdynabook株式会社(旧東芝)にあります。
販売はdynabook株式会社(旧東芝)もしくはdynabook株式会社が許可した販売店のみになりますので、それ以外での販売は違反になります。
しかし、上記でも説明していますが、メーカーが販売していないので、そのへんは個人的には否定も肯定もしまんせん。
添付品や付属品の処分を目的とした販売であれば違法ソフトではないため、利用するか?しないか?は購入の判断になります。
ただ、リカバリークリエーターで作成したものを販売目的で販売する行為はメーカー規定で違反に抵触します。
従って、dynabook社から訴えられた場合は負けることは間違いないでしょう。
海外モデルのリカバリ方法
海外モデルの場合は国内版とは違い「0」キーや「C」キー起動ではなく、メンテナンス画面がブートするケースが多いです。
参考ページ:ハードディスクリカバリー
東芝 海外モデル Satellite L15-B1330をHDDリカバリーで出荷状態にする参考ページ:USBメディアからのリカバリー
東芝 海外モデル Satellite L15-B1330をUSBメディアで出荷状態に戻す
リカバリーしたときにエラーがでる場合
参考ページ
東芝パソコン リカバリーメニューがでず、正常起動してしまう場合 windows8/8.1ダメだな。ドライブの故障とか、HDDのセクターが破損しているとか、MBRの破損など、ソフト、ハード的なトラブルの場合もある。
リカバリー終了後にエラーがでる
リカバリークリエータで作成したディスクを使ってリカバリーした後、最後のディスクを読み終わって下記の画面がでました。
これはハードディスクの故障というケースが多いです。
HDDを変えて試してみてください。
HDDを交換しても出る場合はマザーボードの原因ですので、修理が必要です。
(エラーメッセージ)
ERROR:10-FC04-000D 初期インストールソフトウェアの復元に失敗しました。[OK]ボタンを押すと終了します