倉庫の中に忘れていたSatellite L35(windows7機) の半死状態の残骸がありました。
今から先、windows7機は代替機として重宝するので、復活しようと思います。
液晶割れ、キーボード破損・・・
幸いにもM/Bが生きているので、何とかなりそうです。
そんな時、先日ジャンクで起動しないSatellite B252をヤフオクで仕入れたので、その液晶を使ってみようと思います。
詳細は分解してみないと分からないので、コネクター類、ビスなど確認します。
どうせ、分解コーナーで使う予定だったので、液晶だけ部品取りします。
今回仕入れたSatellite B252は落雷による破損なので、完全にマザーボードが逝っています。ですから復活を諦めました。
構造を考えると、この機種の同型姉妹機であるdynabook T552シリーズの液晶交換でも参考になります。
細かいところ(目隠しシールなど)等は違っても筐体は同型なので充分参考になると思います。
分解手順
天板等はキレイです。Satellite B252/F 型番:PB252FFGP84A61
まだまだ部品類は新品です。
まず目隠しシールを取ります。
ネジが見えるので、それを外します。(4か所)
まず、この部分から緩めます。このフレームは薄いので、全体的に少しずつ緩めていくというイメージで進めてください。
ここも緩めます。
全体的に緩まると下記のように簡単に外れるようになります。
フレームが外れたら後は簡単です。ただ、細かいケーブル類がありますので、最後まで気を緩めないようにお願いします。
ここのネジ取りが最大の難所である
dynabook T552 の液晶取り外しでも若干詳しく書いているので参考にしてください。
参考情報
dynabook T552 液晶交換 Satellite B252 dynabook BX/35系共通(熟練者向け)
画面に傷がつかないように緩衝材をキーボードの間に挟んでください。
下記のように液晶を倒します。
出来るだけ破損個所は少なくするのがジャンカーの鉄則!
SatelliteB252の液晶はLTN156AT24-T01(SAMSUNG)です。
因みにSatellite L35 の元の液晶はLTN156AT10-501(SAMSUNG)
型番は良く分かりませんが、光沢と非光沢の違いなんでしょう。
B252は光沢液晶、L36が非光沢液晶です。
コネクター部も同じ、ピン数も同じですから、適合するはずです。
L35の液晶外しは下記を参照ください
液晶交換 Satellite L35 220C/HDの分解 液晶画面を外す
キーボードの破損は丸替えすることにしました。
幅寸法から、SatelliteJ80/J81用が合うと思いますので、それを装着
SatelliteJ80/J81の型番を比較すると
上:新品J80/J81のキーボード→G83C000862JP 下:L35のキーボード→G83C000AP2JP
ということで、キーボード、フレーム付けて終わり
改めてスイッチON 新生SatelliteL35
出来ました。半死状態だったL35の復活でした。
費用
B252ジャンク:6,000円
J81キーボード:1,800円
修理したと思えば安いですね。
参考情報
Satellite L35 型番:PSL3522CEMR8G
※リリース:2010年5月
Satellite B252/F 型番:PB252FFGP84A61
※リリース:2012年6月