先週、甥っ子からdynabook AXの「液晶交換がしたい」と頼まれましたので、昨日はその指導をしました。
パネル交換は基本さえ押さえていれば、器用、不器用関係なく、可能です。
今回、甥っ子(高3)が持ってきた機種は
dynabook AX/53D PAAX53DLP
2007/08/20にリリースされた機種です。
この機種はマイナーチェンジ後の筐体でフロントベゼル下部に光るdynabookロゴがあり、とても斬新なデザインでした。
姉妹機のCX/TXも同様のデザインで3姉妹機とも言われたものです。
今でもデザインは現行機種に劣っていません。
むしろ、重厚感からいうと、こちらの方が好きですね。
交換風景
さて、パソコンを落としたということで液晶が割れてしまったらしいです。
液晶入手はやはりヤフオクが一番安いので、そこで調達!
液晶型番:LQ154K1LA1C(SHARP)
まず、液晶交換のコツは筐体の構造を知るから始まります。
パソコンの液晶フレームから、ボディなど、頭の中で展開図を描きます。
このパソコンはどういう手順で組み立てられているか?ネジ、接合部など、じっくり見ます。
なぜ、これをするか?というと、液晶フレーを外すのに、ボディが関係するか?否か?です。
関係しないのであればフレームだけを外して交換できますが、構造上、ボディも分解しなければならない場合は先にボディをばらさなければなりません。
途中で追加作業があった場合は逆に面倒なので、それを最初に全て決定しておかなければなりません。
今回のこのAXの筐体は液晶を独立させなければ、フレームが取れない構造になっているので、まず独立させます。
ダミーの緩衝ゴムを外し、フレームを分解します。
交換後、逆の作業をして、完成です。
詳細はTXの記録がありますので、もっと細かく知りたい方はそれを参考にしてください。
姉妹機ですので、作りは同じです。
作業に慣れていない方は分解工程をデジカメで記録を残しておくと、後から分からなくなった時に助かります。
何事も基本・・が大事ですね。