最近はシンプルなデザインのノートパソコンが増え、皆さん分解に四苦八苦していると思いますね。
ただ、考え方を変えれば、工具レスになったので逆に簡単になったも言えます。
実際にやってみると意外と簡単です。
今回、東芝のビジネスモデルでは最近定番になったサテライトB35の液晶を取り外してみました。
液晶が割れたなどではありませんが、その形状や液晶型番など参考にしてください。
修理には役立つと思います。
液晶の取り外し
【テスト機種】
Satellite B35/R (PB35RNAD4R3AD71)
※筐体(ボディ)の共通機種は
Satellite R35/R Satellite B45/A B65/R dynabook AZ15/A
になります。
まず、ヒンジカバーを外します。
写真のように精密機械のドライバーで少し緩めてください。
写真のように指でえぐるように取ってください。
最初にバッテリーを外しておきます。
写真のような状態にしてください。
ヒンジ部にある液晶固定ネジを外します
フレームを爪でえぐり外します。これは割りかし簡単です。
ある程度外れたら一挙に外します
上部は弱い作りになっているので、丁寧に外してください。
液晶は赤丸4点のネジで固定されています。
メーカー:LG電子
液晶型番: LP156WHB
部品型番:G33C0008P110
ついでに天板裏に埋め込んでいる無線LANのアンテナです。
型番:GDM800003100
天板の型番:GM903896421A-A GM903896421A
元に戻す作業も基本は同じです
最終工程のフレームを枠に入れる時は写真のように裏側から強く挟めば入ります。
上手く行かなければケーブル等がが挟まってるので調整してください。
意外と簡単に取付できます。
ヒンジカバーは写真のようにスライドして押し込めば簡単に入ります
注意点
この機種の特徴はボーダレス筐体になっているので、ビジネスノートにしては基本的にシンプルで綺麗な筐体です。
ですから、分解する場合も傷などを付けないように細心の注意を払ってください。
比較的分解は簡単な方です。
ただ、工具等で傷等を付けないように注意することが大切でしょう。
以上、参考にしてください。
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