同モデルでの違い
dynabook R734のメンテナンス時にちょっと不思議なことがあります。
それは液晶ケーブルの白い帯と黒い帯の理由(わけ)です。
今回は黒帯ケーブルが付いているマザーボードを白帯ケーブルの本体に移植しようと思います。
一般的に言えば同じR734ですから移植は成功するはずです。
ただ、dynabook R734シリーズだけは、単純な移植では液晶が表示しないのです。
なぜか?液晶のピン数に違いがあるからです。(上記のレポートを参照ください)
だからと言って液晶が壊れている訳ではありません。
実験
下記は黒帯ケーブルのdynabook R734の本体です。
マザーボードを取って移植します。
マザーボードを取ります
そしてそのマザーボードを白帯ケーブルのdynabook R734のボディに取り付けます。
今度は白帯ケーブルのマザーボードの本体を準備します。
このマザーボードを入れ替えます。
違うのは液晶ケーブルが白帯なのか?黒帯なのか?だけです
そして、スイッチ!オン!
案の定、表示されません。
何回やっても、再度ばらして組み直しても全く映像が出ないです。
ちらちら画面がなりますので、シグナルは届いているのでしょう。
液晶の仕様が合わないケースの表示ですね。
ちなみにdynabook R63/Dにその白帯のケーブルの影響をつけると表示されます。
白帯が何か?
これは液晶のピン数の問題です。
黒帯は40ピン、白帯は30ピン用の液晶ですので、注意が必要です。
以上、移植やニコイチの場合は気を付けてください