こちらは作業メモです。
必要な方は参考にしてください。
RX1/RX2シリーズから一新し、新たに13.3ワイドモニターを搭載したdynabook RX3/R731/R731ですが、どういう構造になっているのでしょうか?
簡単に分解してみましたので、参考になればどうぞ!
分解作業
型番:PR731BAAU3BA53 ドライブ非搭載モデル
このモデルはウルトラブックと違い筐体も丈夫にできています。
バッテリーを外します。
メモリーカバーを外します。
下記の赤丸のネジを外します。
2種類のネジ位置 6mmネジと4mmネジの位置は下記です。
※2021/8/16 閲覧者の方からの情報があっています。
下記①6mm ②4mmとのことです。リペア実施者の方はネジ締めの際はご注意ください。
(注意)メモリカバーの中に1つ4mmネジがあります。
カバー下に固定ネジ(上記の青丸部分)がありますので、それをはずします。
HDDカバーは外さなくてもカバーは外れますので、お好きにどうぞ。
赤丸のフラットケーブルは裏カバーを外すときに必ず取らなければなりません。これはPCカードアダプターとマザーボードを繋ぐケーブルです。
ラッチを上にあげます。これはドライバーでも、フラットケーブル付属の補助カバーで上げても良いです。
矢印のようにロックが解除されます。
裏面カバーを外すとマザーボードがあらわれます。
ファンは矢印のような空気の流れで冷却します。
ファンのコネクターを矢印の方向にコネクターをとります。
ここまでは簡単に外せました。
キーボードの交換はRX1/RX2系と同様でキーボードを本体から剥がすやり方になります。
互換ファンに交換
そもそも互換ファンとは仕様が同じファンということですが、性能が必ずしも同じか?というそうでもありません。
しかし、それは良くなるか?悪くなるか?ということはやってみないと分からないものです。
薬で言うと通常薬か?ジェネリック薬か?という感じかもしれません。
今回は東芝の海外モデルに使われているバルク品を仕入れたので、実際に使ってみてショップに出しています。
見た目はほとんど同じです。
純正:GDM610000456
裏面もご覧のように同じです。
違いは中の羽になります。
互換と純正を比べると下記のようになります。
使った感じで言えば「音」が静かです。静音設計になっている上、風量も互換の方が良いと思います。
純正の方が羽が多いですが、扇風機同様、羽の構造で風量が変わってきます。
個人主観ですが、仕入れたファンは全て動作確認と「音」に不良が無いか?確認していますので、安心してください。
動作問題ありません。
下記のショップで購入可能です。
マザーボードの取り外し
次にdynabook RX3(共通ボディ)をベースにマザーボードを外します。
HDD、メモリを外すと下記のようになります。
そしてマザーボードは赤マークのネジを外すと外せます。小ねじ2個に中ネジ2個です。
完全に外すには下記の6点のケーブル、コネクターを外します。
映像サポート
下記が取り出したマザーボードです。
以上