パソコンが遅い
東芝ダイレクトモデル dynabook Satellite T772/W5TFを知人から頂いたのですが、動作が遅く、何となくHDD(ハードディスク:記憶領域)の障害のような気がします。
症状
最初はwindows7が起動しなくなり、その状態からHDDリカバリーを実施して何とかwindows7は復活しました!
これ幸いとそのままソフトを入れて使っていると突然固まります。
しばらく(2分か?3分)して、何もなかったように動き出す。
その頻度が多くなって、その繰り返しになっているようです。
リカバリーして直ぐそのようになったので、考えられることはやはりHDD自体の問題(論理障害?)と推測できます。
多分HDDのセクター異常の症状に似ていますので、交換が良いのでしょう。
不具合を調査する
では実際にHDDがどうなのか?調べます。
ハードディスクの健康状態を確認するソフト「CrystalDiskInfo」を使って調べます。
調べてみるとセクター異常でした
改善方法
HDDを交換して、今までの環境を一気に移します。
改善策をイメージを説明
まずはHDDの環境を丸ごとバックアップします。
今回は環境丸ごとバックアップツールのEaseUS Todo backupのフリー版を使ってやってみました(無料)
新しいHDDに交換し、先ほど作っておいたイメージでリカバリーします。
下記で起動ディスクを作成し、外付けHDDにバックアップイメージを作成します。
下記は起動ディスクです。
起動ディスク作成後、イメージ格納用のバックアップのHDDを取り付けます
処理が終われば、これが移行用の資源になります。
新しいHDDに交換して移行
バルクの2.5インチHDDを買ってきて交換します。
その後、作成したブート(起動)ディスクをドライブに入れて「C」キーを押しながら、電源を押し起動します。(dynabookロゴがでたら手を外してください)
作った外付けHDDのイメージを読み込ませるとBIOSレベルでリカバリー(コピー)が動きます。
1時間くらいで復元
これは元の画面ですが、特に問題なく動きます。
Satellite T772/W5TF のHDD換装後のHDDの状態は下記になります。
1TBのHDDのディスクに交換しましたので、Cドライブが増えています。
固まるという動作はありません。
いろいろ動かして、もし、変な動きがあれば、このページを更新してお知らせします。
HDDの状態は下記です。
マイクロソフトオフィスの状態
マイクロソフトの製品はHDDの容量を情報として保持していますので、750GB→1TBに変わったことで再度ライセンス認証を求めてきます。
ここはリカバリーしたことと同じ状態ですので、ライセンスオーバーの場合は電話にてライセンス認証をお願いします。
それ以外であれば認証はできるはずです。
注意点
元のHDDに格納さえていたHDDリカバリーエリアの移行はこのソフトではできません。
HDDの移行も考えい場合は下記の方法でファームウェアレベルでコピーしなければなりませんので、ご注意ください。
