最近は何かとマイクロソフト製品に悩まされています。
インストールの仕組みの複雑化?が原因だと思いますが、システムの品質という面からも怪しい点が多々あります。
インターネットありきの考え方が既に限界になっており、これからどこまで利用者の満足度を上げていけるか?
ここがマイクロソフトの多きな課題でしょう
今回のトラブル
先日、dynabook R634用にoffice home & business 2016を購入しました。
自宅のパソコンとモバイルPC用ですが、その間に1台余分にインストールしてしまったので、3台目のインストールの時にエラーがありました。
これは2台の台数オーバーのエラーですので、ライセンス認証ウィザードでインストールIDを入れれば治るものです。
過去、オフィス2007や2013などはオペレータにIDを作ってもらったなど、簡単に終わりました。
しかし、今回の2016はそうはいきません。
先日もoffice Personal 2016のPIPC版のインストールの時に不思議なライセンス認証がありました。
結論を言えば、認証できましたが、スムーズに行かなかったことは事実です。
ライセンス認証できない!意味不明なメッセージ?
https://dynabook.biz/trouble_soft/10005/
壊れたインストールウィザード
オフィスのインストール後、word2016を起動するとライセンスオーバーなことを警告するウィンドウがでます。
しかし、この内容を読んでも意味不明?なのです。
下記画像をクリックすると大きくなります。
オフィスのトラブルは今も昔も変わらず多いことですので、特に問題がありませんが、今回のトラブルは今まで以上にそのシステムに不安を覚えました。
上のイメージのように赤枠を選んで「戻る」を押すとライセンスオーバーのような内容がガイダンスされますが、それをどこで修正すればよいか?のガイダンスが意味不明で解りません。
上のイメージのように下段の赤枠を選んで「戻る」を押せばライセンス認証ウィザードが立ち上がりますが、指示通り「国/地域」を入れても電話番号がガイダンスされません。
電話機のダイヤルでインストールIDを入れても自動認証できません。
オフィスの2013などは直ぐに認証できましたが、今回はネットでライセンス認証専用ダイヤルを探してライセンス認証してもらうという事態になりました。
やっとのことでオペレーターに繋いでもらい認証IDを発行してもらいましたが、上のイメージのように入力枠が全部ズレていてどうしようもできなかったです。
とにかく、指定する枠が全く違うところにあるというものです。
最後はマイクロソフトトラブルセンターの番号を教えてもらい、そちらに相談くださいということになりました。
そこへ電話するとリモートデスクトップで繋いでもらい修正してもらいましたが、この症状は全国で発生しているトラブルらしいです。
つまり、「戻る」=「次へ」と解釈すれば進めるとのこと。
オペレーターが伝えるIDは枠に全て入れ込み「戻る」を押せばライセンス認証できた模様です。
最終的にはライセンス認証できましたが、これだけの時間と労力が必要なこと自体が問題と思います。
オペレーターの対応も問題があると思いますが、市場を独占しているオフィスの販売元としてはもう少し丁寧な対応とシステムの信頼性というものに責任を持たなければいけないと思います。
とにかく、ネットを利用したインストール対策等作るのは勝手と思いますが、システムありきではなく、イレギュラー(アナログ)の対策ということも考えておかなければならないと思いますね。
最後は購入証明書?
windows10のアップデート遅延問題やオフィスの問題など様々ですが、特に最近はオフィスの問題が多すぎると思います。
背景にあることは海賊版などの偽造品が多く出回っているため、電話サポートの対応も難しくなってきているということは理解していますが、それにしてもひどい対応ではないか?と思います。
本来ライセンス認証できないということであれば、それを何とかサポートするのが彼らの責務と思いますが、その製品が海賊版ではないか?ということが前提でサポートしているような気がします。
私は良くマイクロソフトのサポセンを利用しますが、流石に先日驚いたことがありました。
マイクロソフトが作った自分たちのシステムを棚に上げて、イレギュラーなトラブルが発生すると最終的にはその製品がご本人が購入したことを証明できるものがなければどうにもならないと言います。
それが常識的に可能か?否かで判断してほしいものですが、それができないのです。
今回はoffice personal 2013のパッケージ版のインストールトラブルです。
確か?2年前にヤマダ電機か?ヨドバシなどの量販店で購入したものだと思いますが、その記憶も定かでありません。
インストールトラブルの場合はオペレーターはその領収書を求めてきました。
それがご本人のものか?を証明するものになるというからです。
個人で購入した2年前の領収書が今手元にあるか?
あるわけありません。
会社購入品であれば領収書の控えがありますが、個人であればレシートなど1年も持ってないでしょう。
手元にパッケージ製品があるにも関わらず、これがインストールできない?
だからサポートセンターを頼っているのですが、最終的にはご本人が買われたものか?が必要になると言います。
昔のようにCDであればインストールした後にライセンス認証すれば良いですが、2013は認証機能強化と海賊版対策でインストール自体がアカウント管理でしかできないというシステムを構築しました。
そのアカウント管理に問題があれば最終的には本人のものか?が必要になるのです。
パッケージの製品が手元にあれば、それが本人のものである証明にはならないのです。
私はシステム会社を経営していますが、現在世の中で動いているシステムに100%なものなどありません。
それにも関わらず、イレギュラーなトラブルが全てユーザー側の責任になることがおかしいです。
相手はオペレーターですが、それは組織として対応方法は共有して欲しいものです。
それ以来、マイクロソフトのパッケージ製品は必ず領収書とペアで保存するようにしています。
以上です。