windows10の操作遅延問題ではSSD換装が非常に効果的です。
起動時間、アプリのレスポンスなどが非常に良くなります。
最近はSSDユニット単体の価格もややHDD並みに近づきつつあるのですが、メーカーパソコンの純正カスタマイズモデルになるとまだまだ高額です。
ですから、今後パソコンと上手く付き合っていくためにはSSDモデルの構造を勉強し、セルフメンテナンスしていかなければなりません。
今回の調査メモではdynabook R73シリーズのSSD接続を調べ、今後のSSD換装に役立てていきたいと思います。
接続方式
モバイルになると単に操作性を良くするだけではなく「軽量化」が必須です。
一般的には市販されえいる2.5インチのSSDを装着するケースが多いですが、モバイル型はそこに少し工夫をした方が良いです。
比較的質量があります。ちなみにHDDであれば80g~90gあります。
ですから、モバイル型のメーカーノートパソコンはいろいろ軽量化に気を遣っていることが解ります。
dynabook RX,R730 R731シリーズ
今考えると、この接続方式は旧式です。
この頃はまだSSDというものが一般的ではなく、一部の機器(ipodなど)で搭載されいるのみだけでした。
東芝はそのSSDを作っていましたので、当然モバイルシリーズのカスタマイズモデルにも同じSSDが搭載されていました。
接続方式はLIFと言って24pin(SATA-LIF)※SATA 第3世代です。
ZIFという40pin接続(SATA-ZIF)もありましたが、主にこれは日立系の接続のようで東芝LIFのようでした。

下記のフレキケーブルで接続されていて、赤矢印がマザー側にあり、SATAのケーブルと入れ替えが可能になっています。
今のようなSSDモジュールをコネクターに突っ込む形式ではなく、SSD自体にコネクターがあって、ケーブルを差し込みような形式でした。
中にはこんなLIF型のSSDが入っています。
dynabook R732 R734シリーズ
このモデルになるとmSATAのSSD128GB及び256GBが使われています。
下記のフレキシブル(mSATA接続)が使われていて、コネクターをくるっと回して接続しています。
dynabook R73シリーズ
この頃になるとM.2が普及していますので、SATAのM.2が使われています。
こんな感じでコネクター接続です。
このモデルは2280になります。
これもR734形式同様、SATAのフレキシブルケーブルとの入れ替えが可能になっています。

モバイルパソコンの場合は単にSSDだけ変えれば良いか?ではなく、「軽量化」にも徹底的に拘りたいです。
SSD装着ユニットが12gで本体のSSDが9gですから、合計で21gです。
以上

一言
2020年1月にはwindows7がサポート終了し、windows10への切り替えを余儀なくされると思いますが、その時に今ある機種をセルフメンテナンスでSSD化して欲しいです。
純正カスタマイズモデルになるとまだまだ高額ですが、自身で交換することでコストも削減できます。
windows7のモデルでもwindows10に再リカバリーをし、同時にSSDに変更することでパソコンが蘇ります。
スピード(レスポンス)と軽量化を同時に実現するには下記のようなM.2用のSATAアダプターにM.2のSSDを収納し、HDD用のフレキシブルケーブル(SATA)でするのが一番良いと思います。
コストも1万円前後でできると思います。
これであれば35gになりますので、HDDより50gは軽くなります。

SSD参考情報
