dynabookの遅い機種
windows10のアップデートでさらに遅延化?
こういう言葉を良く聞きます。
テクノロジーが進化しているにも関わず、パソコンがどんどん遅くなっている?気がしますね。
単に専門家たちはwindows10のメジャーアップデートが原因と言っていますが、利用者はそれを我慢すればよいのか?
さらにはパソコンの電源を入れたら、朝一これに遭遇すると、急ぎの仕事もできません。
こういう遅延問題は100%が機種に依存しています。
では、諦めなければならないか?
そういう訳でもありませんが、とりあえず、改善策がありますので、読んでみてください。
遅い原因は何か?
廉価版機種のdynabook B25/24TB(PB25024TSCB)がありましたので、これで実験してみます。
これは代表的に遅い機種です。
やはりCeleron N3050 1.60GHz でメモリは2GBでwindows 10 HOME 64ビットがプレインストールの恐ろしい機種です。
こんな機種dynabook(旧東芝)が作ったとしたら単なる詐欺に近いですよ。
遅い!。遅い!。
物凄く遅いです。
こんなものパソコンの製造メーカーなら想定されていることと思いますけどね。
外観は非常にスタイリッシュで今風のいい感じなのですが、とにかく中身が低すぎて驚くほどに遅いです。
起動も3分~5分くらい要しますし、1つ1つの動作ものんびりして遅いですので、ビジネスでは使い物になりません。
改善ポイントを探す
パソコンセルフメンテナンス初心者でもできることからやりましょう!
簡単にできることは「メモリの増設」と「ハードディスクのレベルアップ(SSD化)」があります。
できれば少し投資して、体感速度が速いSSD(ソリットステートドライブ)に換装したら良いと思います。
果たしてどれくらいの効果があるか実験してみました
メモリの増設
この機種はメモリの増設がサービスマン対応機種ですが、裏ネジを外せば可能なので、やっちゃってください。
12個のネジを外すだけです。
裏カバーを開けると、メモリとHDDが見えます。
メモリは標準2GBですからそれを抜いて、新たに4GBもしくは8GBを入れてください。
メモリ仕様はPC3L-12800ですので、中古、新品沢山あります。
できればサムスンやハイニックス系のブランドが安定しますので、それを使ってください。
持っていない場合は下記で中古を販売しています。
SSDへのレベルアップ
ざっくりイメージを言うと下記のように交換用のSSDをUSBケーブルで繋いで、その中に今使っているOS(windows10)を移行します。
この移行ツールはもともとのパソコンの環境をSSD(USBで繋いだ)を丸ごとコピーし、クローンのSSDを作ります。
それを入れ替えれば、リニューアルです。
具体的な移行方法
下記を参考にしてください。(無料ツール)
正常に移行できたら、dynabook B25/24TBのハードディスクと入れ替えます。
電源を入れて正常に動くか?確認してください。
そのままの起動時間とメモリ、SSDに変えた場合の起動時間を下記に撮影しています。
参考にしてください。
動画で比較してみる
こんなスペックが低いマシンでもwindows10 1903 がサクサク動きます。