windows live mailがフリーズし移行できない。
※この内容はエラーを修復するものではありません。
メール移行でトラブル(Outlook2016に移行できない)場合の代替案を説明しています。
windows live mail の復旧方法などをお探しの方は他を探してください。
ここではwindows live mail からOutlook2016に移行できない場合、今後の運用方法を検討して、Becky internet mailに切り替える方法を説明しています。
OSの変化(windowsのバージョンアップ)などに悩まされず、常に使い続けられる有料メールBeckyは移行も簡単ですし、大容量の保存も安心です。
以下はトラブルからBecky移行への手順を説明していますので、参考にしてください。
windows live mailトラブル
windows7をプラットフォームにwindows live mail 2011/2012を利用してきたユーザーはwindows7サポート終了と共にwindows live mailも変えなければなりません。
引き続き、windows live mailを使えれば良いですが、既にサポート終了になっていますので恐らく無理でしょう
無料のメーラーはいろいろありますが、マイクロソフト製品のPOPメーラーであれば、やはりOUTLOOK抜きでは語れないと思います。
ここでwindows live mailからOUTLOOKにメールを移行する手順を考えると、一旦移行前のパソコンでエクスチェンジにエクスポートして移行前のパソコン側でOUTLOOK側に取り込んでからOUTLOOK形式のPSTファイルを作らなければなりません。
そのPSTファイルを新しいパソコン側でインポートすれば移行完了します。
しかし、現在起こっているトラブルでエクスポート時に下記のようなフリーズ状態に陥るケースがあります。
また、エクスポートしようとしても何も反応しないというトラブルもあります。
即ち、windows live mail からメールがエクスポートできないというものです。
live mailは既にサポートを終了していますので原因究明は難しいでしょう。
経験から言えばwindows live mailとOSとに何らかの不具合があり、モジュールが動かなくなっている為と思います。
こういう場合はデータが破損して、元のメール自体無くなってしまう場合があるので、できればwindws live mailのデータをバックアップし、作業されることをお勧めします。
まずはメールデータをバックアップ
windows live mailのデータは下記のディレクトリにあります。
Cドライブ/ユーザー/「自分の設定したユーザー名」/AppData/Local/Microsoft/windows Live Mail
そのフォルダを丸ごとUSBディスクなどにバックアップするとよいです。
中身をみるとsend Itemは送信済みアイテムで、Inboxが受信トレイになります。
Inboxの中を見るとXXXX.emlというメールデータがあると思いますので確認ください。
では、どうするか?(方法論)
まず、windows live mailを目視チェックし、日付がスペースや件名に文字化けがあったり明らかにおかしいメールなどがないか確認します。
あれば修正して、メールの件数を1000件ぐらいに整理した方が良いです。
そうすると上手くエクスポートでき、移行できると思います。
私は最大20,000件をwindows live mailからOutlookに移行した経験がありますので、件数が直接的にトラブルに関係するものではないと思いますが、作業する上ではメールを整理された方が良いでしょう。
第一、そんな過去のメールが必要か?と言えば、必要ないと思います。
どうしても過去のメールが必要な場合は下記の方法を使ってください。
別のメールソフト(Becky internet mail)を使う
10GBや20GB、30GBなどのレベルで今後大容量メールを保管していく場合はwindows live mailやoutlookなどのメールソフトではデータベースが持たないと思います。
そうすると、早めにBeckyメールに変更していくことをお勧めします。
上記バックアップデータにeml情報がありますので、それをそのまま復元できます。
上記の「windows live mail」フォルダ内のアカウントフォルダ内にInboxのXXXXX.emlデータがあります。
それが受信メール1件1件なので、それをBeckyを使ってインポートします。
Beckyのダウンロード
https://www.rimarts.co.jp/becky-j.htm#download
Beckyをインストールして、起動します。
下記の「ファイル」→「インポート」を選んでください。
下記のボックスがでますので、「OK」で先ほどのInboxフォルダを指定すればインポートで取り込まれます。
これを送信済みトレイのところでsend item(送信済みアイテム)をすれば完了です。
有料メールを使えない場合
上記のようにBeckyはメールのアーカイブとしても利用できます。つまり、「参照」だけ使うという方法です。新しいPCではOUTLOOK2016にアカウントを設定し、新着のメールから受信すれば良いです。過去のメールだけアーカイブとしてBeckyをお試しで利用するという方法もあります。あまり良い方法とは言えませんが、方法論としては成立します。