リファビッシュのキーボード
私は現在中国語を学んでいます。
ITの最先端を行くのは既にアメリカではなく中国だからです。
日本はアメリカ合衆国傘下のような国なので中国の情報がほとんど入ってきませんが、中国の人と接することでその文化の違い、国民性などその「貪欲さ」を思い知らされます。
東芝系(dynabook)のパーツはほとんどが中国の工場で生産されていますので、バルク系などはほぼ中国です。
今回はその中国からリハビッシュ品のキーボードを取り寄せました。
リハビッシュ品という言葉に馴染みが無いかもしれませんが、簡単に言えば「再生品」です。
リハビッシュ品をググってみると下記のようにでます。
<リファビッシュパーツ(refurbishment Parts)とは>
初期不良品や中古機器などから使える部品だけを採取し再生した上で、新品に準じる状態に仕上げたパーツを言います。
または、そのような状態に近いところまで仕上げられたものを言っています。
ただ、そのクオリティの高さには驚かされます。
パーツクオリティを調べる
キーボードの表面は一旦コーティング剤を使って綺麗に表面処理しています。
それから文字用のシール?を使って新たに文字を乗せているのみたいですね。
拡大するとこんな感じです。
それにしても仕上がりのクオリティ高いです。
質感は「つや消しブラック」という感じです。
裏面のフラットケーブルは使用した後がありますので、新品ではありません。
完全にリファビッシュ品です。
今、ばらしてみると下記のようになっていました。
中も綺麗です。
多少ほこりもありますが、エアーで清掃しているもようです。
純正キーボードと並べてみると下記のように若干色合いが違います。
ただ、全く同じですし、リハビッシュ品の方がきれいな感じがします。
リファビッシュ品とは言え、精密機器ですので、キー不良が無いか?など、全て検査しています。
キー打刻チェック
中国のこの技術力?
いや、模倣力とか、類似品制作力?
彼らなら「再生」は簡単なような気がしますね。
素晴らしいです。