失敗談
30年くらいパソコンのリペアブログ書いていますが、私も失敗が多いです。
もちろん、パソコンを何回も壊した経験もありますが、趣味でやっているのでそんなに落ち込むことはありません。
昔のノートパソコンに比べると最近のノートパソコンはユニット構造なので非常にシンプルですから、自分で修理される方も増えてきました。
ただ、セルフリペアし易くなったのですが、やはり精密機械ですのでそんなに簡単なものではありません。
常に緊張感を持って行うことをお勧めします。
多いトラブル
パソコン内部は単純なコネクター構造ですので、コネクターを付ければ簡単なリペアも可能です。
特に消耗品のファン交換など簡単なのですが、コネクターのピンは非常に小さく、細かいですから安易な感覚でやっていると失敗します。
交換のポイント
ご覧のようにファンなどのコネクター内部のピンは非常に細く、細かく作られています。
ファン側のコネクターも非常に小さな穴です。
その穴にピンを入れなければなりませんので、慎重に行ってください。
コネクター挿入
コネクターは必ず並行に挿入してください。
ピンが入った感覚を感じてください。
グッと入れ込むとロックされた感じがありますので、これが正常です。
トラブル
ファンのコネクター挿入で多いトラブルは下記のように僅かなズレでコネクターにピンが入らなかったケースです。
無理に押し込むと下記のようにピンが曲がります。
この状態は軽度ですので、修理は可能ですが、それ以上押し込むと修理不能になります。
下記は無理やり押し込んだケースです。
故障の原因
下記のようになると非常に危険です。
横のピンと緩衝して電源を入れるとショートします。
マザーボードは一瞬で「ぼふっ!」となり煙がでます。
これでパソコンはご臨終。。。
セルフメンテナンス、つまりメーカーパソコンDIYは長く使って、環境にも良いと思いますが、一つ間違えれば寿命を早めてしまうのです。
先日も下記の記事で注意喚起!
充分注意してやりましょう!