バッテリー寿命
外出する事が多くなると、バッテリーの持続時間というものは非常に気になるものです。
先日、バッテリーパックの交換しましたが、流石新品は長持ちします。
ただ、3ヵ月後、ふと気付くと、何だか持続時間が短くなったような気がしたので、ネットや雑誌等でいろいろ調べてみると、意外なことに気づきました。
ノートパソコンのバッテリーの使い方に大きく誤りがあったのです。
それはバッテリーの寿命が環境に大きく影響することです。
寿命を速めるのは?
①保管場所の温度に影響(15度前後が最適 湿度が低い)
②熱がバッテリーを劣化(高熱がガス化させる)
②フル充電(100%)は良くない
ということを知りました。
リチウムバッテリーの場合
まず、季節が夏の場合を考えてみましょう。
普段の何気ない生活が意外とバッテリーを劣化させています。
では、室内で考えてみます。
室内にエアコンが入っていても、本体にバッテリーが装着している時はCPUの熱などでバッテリーの温度は40~50度程度にはなります。
その為、ノート用の増設クーラーかアイスノンなどで、本体を冷却しなければ、バッテリーはどんどん劣化していきます。
また、ノートPCは外出先でAC電源を外して使用しますが、自宅ではAC電源に付け、使用しているのが一般的です。
充電する気が無くてもついつい電源コードを差しっぱなしにしてしまっています。
これは大半の皆さん同じと思います。
※イメージ機種:SatelliteB35/R
どこの会社でも、どこの自宅でも、電源コードはコンセントにさしっ放しと思います。
会社の据え置きのノートパソコンであれば、電源をコンセントに挿しっぱなしで帰り、それを抜くことはないでしょう。
ましてや、バッテリーを外すことなど無いと思います。
これがバッテリーの寿命を早めている直接的な原因です。
バッテリーの充電容量は常に80%がベストということを覚えておいてください。
ですから、バッテリーは使う時に付けると言った感じで普段は外しておいた方が良いということになります。
なぜ?バッテリーを外すか?
バッテリーは「熱」に弱いです。
AC電源アダプターを挿しっぱなしで帰ると、常に電源は供給されている状態ですから熱が発生しています。
これがあまり良くありません。
良い例にパソコンショップの展示機がバッテリーを外していると思います。
商品ですので、消耗を避ける為、外しているということです。
バッテリーの寿命を長持ちさせる方法
据え置きのノートパソコンはバッテリーを抜いて(外して)使用してください。
そして、時々、充電して使ってください。
尚、バッテリーを使わない時に保管すときは50%を目処に充電してください。
保管中も自然放電しますので、6ヶ月に1回程度は再び50%程度充電して保管すれば、長く使っていけます。
ちょっと面倒ですが、長く使っていくためにはそれが良いです。
内臓型のバッテリーの場合
dynabook G83 やUZ63、U63やV72など、モダンPCと言われる超軽量モバイルなどはバッテリーがと入り外し不可の内臓バッテリーです。
その場合は電源を挿しっぱなしにせず、充電80%までして使い切り、また80%まで充電して使うなど、こまめに充電して使い切るなどして使ってください。