東芝 dynabookSS S21 12L/2(PPS2112L2J64K)に分解・解体

パソコン分解
◆記事内に広告を含みます

このページでは先日ジャンクで入手したdynabookSS S21 12L/2(PPS2112L2J64K)を復活させる為に分解してみようと思います。

まだ、外観は綺麗なのですが、「起動しない」「液晶に割れあり」という理由で安く出品されていました。

これもまた「運がよければ、部品交換だけで復活するかもしれない。。。。」と思い、調査してみようと思います。

ここではその分解風景を公開します。

くれぐれも詳しくない方は真似しないでください。特にSSの作りは凝縮されているので、復元が大変です。

スポンサーサイト

分解調査

1

先ほど、本体と電源コードが届いたので、早速分解を行ってみようと思います。思ったより、概観は非常に綺麗です。ただ、これもまた若干重量がSS1600に比べて重い気がしました。

2

キーボードのテカリも無く、ベゼルも非常に綺麗な状態です。何となく、また水没?という感じがしてきました。ステッカはintel PentiumMのシールが綺麗な状態で貼ってあります。ほとんどかすれていません。

3

まず、裏側のバッテリーを外してみます。PABAS063が装着されていました。
裏面には無線デバイスの型番:PA3459U-1MPC
が明記されていました。

4

電源を繋ぐと、コンセントランプが橙に点滅し、スイッチを入れても何も起動しませんでした。
その点滅も7回の周期で点滅します。。。。しかも7回目が若干長く点灯します。これはM/Bの問題でしょう。

5

キーボード上部の爪に精密機械用のドライバーを入れ、軽く写真のようにえぐってみます。そのカバーの下にネジが2つあるので、それを外します。

6

今度は裏面のキーボード下にネジが1つあるので、それを外せば、キーボードが外れます。両面テープでしっかりと固定されていますので、分離する時に若干力が必要かもしれません。キーボードが曲がらないように注意してください。

7_1

ばりっという音をたててキーボードが外れました。水分の浸入痕跡は無いようです。キーボード裏の天板も綺麗です。何となくキーボードだけを新たに交換しているような気がします。もう少し調べてみましょう。

7

こんな感じで綺麗な状態です。

8

キーボードの裏面状態ではこんな感じです。
型番:G83C00046610

9

裏面には増設メモリのスロットがありました。
この機種は最大1280MBですので、初期に256MB+増設で1GBをしなければなりません。個人的には2GBまで増やせれば良いです。

10

残念ながら増設メモリは入っていませんでした(笑)

11

次はHDDです。このモデルは1.8インチの東芝製です。以前、1.8インチは日立製の方が安かったので、それをつけようと思ったことがありました。でも、できませんので、注意してください。

12

マウンターラバーはつけていないようです。

13

さて、では裏面のB4、B8、S3のネジを外していきます。全てのネジを外さなければなりません。

14

カードバスのところに2つネジがあるので、それを外します。

15

すると、裏面のカバーが「カパッ」と外れます。その時HDDケーブル破損に注意するようにしてください。

16

マザーボードが現れます。 水分が入った痕跡はありません。では、やっぱり、自然故障なのでしょうか?

17

無線カード、チップセット、モデム、LAN、その他のデバイスが現れます。 この機種は1000BASEのLAN対応です。

18

無線基板のカバーに水の痕は無いみたいです。このへんは特に腐食しているなど無く、本当に新品同様です。

19

カードバスを外します。

20

モデムカードを外します

21

CPUファンを外します

22

無線カードの型番はこれです
型番:PA3459U-1MPC
部品番号:G86C0001Q410

23

モデムカードの型番等はこれです。
部品型番:G86C0001H410

24

無線通信のアダプターを外します

25

これが外したものです

26

これはモデムユニットを外したものです
部品型番:G86C0001H410

27

角度を変えて撮ってみました

28

PCカードのデバイスはコネクター部を上に上げてケーブルを外してください。

29

こっちの角度の方が見やすいかもしれません

30

これが取り外したマザーボードです。

ダイナブック部品販売

タイトルとURLをコピーしました