モバイルPCのセルフリペア
モバイルパソコンを使っていると故障のリスクはつきものです。
熱、振動、落下など、ちょっと破損した場合は修理で1週間~10日使えないということはパソコン依存社会にとって非常に不便です。
ですからセルフリペア(メンテナンス)はモバイルユーザーに欠かせない技術でもあり、特にR634シリーズ及びR63シリーズは必須でしょう。
今回は代表のR634シリーズをベースにセルフメンテナンスの基本である分解を纏めてみました。
今回は下記のモデルの部品取り分解作業を行います。
参考にしてください。
モデル:dynabook R634/K
型番:PR634KAA637AD71
※注意
セルフメンテナンスをした場合、メーカー保証やメーカー修理のサポートが受けられない場合があります。
自身で部品交換する場合などは今後発生するデメリットなどを充分に認識した上で行ってください。
分解手順
裏面ネジを取り、裏面カバーを外した状態から始めます。
バッテリーを外してください。
マザーボードを取り外すには1~10のコネクターを外します。
①SDカード基盤コネクタ
②キーボードバックライトコネクタ
③キーボードコネクタ
④LEDマウスコネクタ
⑤スピーカーコネクタ
⑥CMOSコネクタ
⑦LCDコネクタ
⑧ファンコネクタ
⑨??
⑩電源コネクタ(裏側)
マザーボード
マザーボードが外れます。
ヒンジ
次に本体側(ボディ)のヒンジ固定ネジを左右取ります。
するとキーボードパームレストと液晶のLCDパネル部が分離されます。
これがLCDパネルのヒンジが付いた状態です。
ヒンジ固定ネジ2ヵ所(左右:計4か所)を外します。
ヒンジ左部は液晶ケーブルと一体型になっています(驚)
R63シリーズは全てヒンジ付きの液晶ケーブルになります。
次に液晶フレームを外します。これは折らないように注意が必要です。
ヘラなどを使い丁寧に慎重に爪を外してください。
外れたら液晶パネルが外れます。
型番:N133BGE-EAA ブランド:InnoLux 部品型番:G33C0007V110
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