不信な荷物
昨日、家内宛てに不在連絡票が入っていたのです。
差出人は「アマゾンTPG7_GROUND様」らしい
ただ、家内はAmazonの会員でもなければアマゾンから買うことは一切ないのです。
私のアカウントでアマゾンオペレーターに確認すると「代引き詐欺」ではないか?と言われました。
最近、増えているみたいです。
ヤマトコールセンターに電話して「受取拒否」の旨を伝えるとオペレーターの方の旦那様も同じ被害にあっていたみたいです。
仕組み
会員でもない人になぜ?届くか?
つまりAmazonはギフト配送を代引きでできるのです。
ですから、会員でもない家内がアマゾンから不在連絡が入ることは可能と言えば可能なのです。
要は犯人(偽装会員)の人が私の家内にプレゼントギフトで送ったのでしょう。
しかも代引きで。。
これって必要な仕組みなの??というのも疑問です。
何が狙い?
では、送りつけた人にとっての何のメリットがあるか?
代引き詐欺って何だ?と考えると思います。
アマゾンのオペレーターに聞いても「???分かりません」と言うだけです。
ググると出るわ、出るわ!
その中にポイント詐欺ではないか?とブログに書いている人もいました。
確かに。。
1件にしたら僅かかもしれませんが、それが数百件、数千件になればそこそこのポイントにもなりますので、メリットはあると思います。
ただ、そんな面倒なことするか?ということですよね。
これにはいろいろなケースがあると思います。
もちろん、ポイントもあると思いますが、私が考えたのは下記3つです。
ケース1:競合他社の嫌がらせ
代引きギフトは会員じゃない人に無条件で発送できる方法の1つです。
競合の店舗にダメージを与える方法としては大いに考えられます。
代引きの受取拒否をされた場合、送料の往復を発送店舗に請求されてしまいますので、店舗側にとっては非常に損害です。
これを日に数十件あるだけでも数万の損害になりますので、恐らく今回の代引き詐欺はそれではないでしょうか?
ケース2、不在時間の特定
例えば、不在時間を特定するために利用する方法もあります。
ヤマトの追跡を見ると下記のようになりますので、何度も再配達すると不在時間が特定できると思います。
これです。
ケース3:弱者調べ
受け取って何もしない人であれば、カモリストに登録され、それがブラックマーケットで出回り他の詐欺に利用されるという弱者調査も考えられますよね。
家族で住んでいるところであればそういう不審物をどう処理するか?
要は騙し易い人か?そうでないか?の下調べなんかにも利用できますよね。
とにかく、今の時代はビックデータを瞬時に解析できる時代ですし、犯罪も巧妙化しているので「犯罪の目的」と言うのが今までのように「推測」できるようなものが減ったように思います。
難しいですが、直球では対応できない時代になったのかもしれませんね。
以上