window7の場合
以前、アカウント削除で大事なデータを消して、何とか復旧した記録を記事にアップしました。
この時はまだwindow live mailかリリースしたばかりで復旧するのが大変だった思い出があります。
そしてあれから数年が経ち新たに実験!をしてみようと思います。
windows live mailのアカウントをダイレクトに削除するとその関連のフォルダも削除されるので、過去のメールも全て消えています。
方法は2つ
一つはwindows7の標準機能を使います。
もう一つは復旧ソフトを使うことです。
恐らくこの2つの方法しかないと思います。
これはwindows7に限定されますが、「7」(windows10もありますが、windows live mailがサポート外になります)にはフォルダを以前のバージョンで復元するという機能があります。
つまり、フォルダーを自動バックアップしている機能を使い、システムが「削除」したLiveメールのメールデータを復元するという方法になります。
事前作業
windows live mailのメールデータは隠しフォルダに保存されています。その為、そのフォルダを見えるように設定変更が必要です。
マイクロソフトのサイトに説明がありますので、事前にこれをやってください。
ステップ1(隠しフォルダを見えるようにする)
https://support.microsoft.com/ja-jp/kb/2453311
windows標準機能を使う
windowsにもいろいろな機能があります。
ファイルの自動バックアップ機能などを利用すればフォルダを復元してメールがシステムが復旧するケースもあります。
windowsのフォルダ復元機能(以前のバーションに戻す)を利用
ここでは送信済アイテム(トレイ)のメールを復元します。
まず、削除したメールが入っているwindows live mail のデータフォルダにアクセスします。
Cドライブ/ユーザー/「自分の設定したユーザー名」/AppData/Local/Microsoft まで辿ります。
そこにwindows Live Mailと言うフォルダがあるので、そのフォルダを復元してメールデータを復旧します。
「windows live mail」というフォルダを右クリックすると下記のように「以前のバージョンの復元」を選びます。
過去の日付がある場合、それをマウスで選んでコピーを押します
適当なところにフォルダを作り、そこにコピーをします。
コピーしたフォルダの中身をみると、Send Itemsか送信済トレイがあります。
その中のemlデータを今あるトレイにドラッグ&ドロップをするだけで復活します。
windowの復元でも戻らない場合
windowsの復元機能でもNGであれば、フォルダ復元に市販のソフトを使うという方法もあります。
復旧ソフトを使う
メールデータが格納されているフォルダを復元する方法です。
削除してから期間が経っている場合は難しいかもしれませんが、やってみる価値はあります。
ダウンロード版を購入し、インストールします。
デスクトップにアイコンができるので、それをクリックすると下記の画面がでます。
windows live mail は高度な復元でした方が良いみたいです。
それを選びます(私のはバージョンが古いですが、それでも充分役立っています)
下記の画面がでるので、Cドライブをスキャンします。
削除されたフォルダをスキャンしています。
破損したデータなどの場合はクラスタスキャンをした方は良いですが、単純に削除したデータはそのまま「キャンセル」を押せば良いです。
クラスタスキャンは非常に時間を要します。
メールデータを探すので、下記のように①「検索」→②*.eml*→③「検索(F)」の手順で削除したデータを探します。
下記のように復旧します。
右側にフォルダがあるので、各々復旧したいフォルダだけを選びます
「復元」ボタンを押すと、そのデータの退避場所がどこかを聞いてきます。
適当な個所をフォルダを作成し、そこに退避させてください。
それ以降の作業は上記のemlのデータを見付けてからの作業と同様です。
windows8/8.1の場合
因にwindows8/8.1の場合はファイル履歴がオンになっていなければ上記作業ができないようです。
恐らく、オンにしている人は少ないと思うので、復旧ソフトを使った方が良いかもしれません。
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