メールの重要度を考える
最近、メールのトラブルなどが増えています。
突然、メールが消えた?送れない?プリンシパル設定エラーなど、沢山あると思います。
2022年でwindows live mailは論外ですよ
まず、windows live mail 2011/2012は既に終了しているソフトですので、現在(2022年)でも使い続けている方は論外です。windows10は進化し続け、windows11もリリースされています。現代社会で飛脚で東京まで行くようなものですのでパソコンを使う以上、アップグレードは必ずしてください。
ラインやSNSが普及したとは言え、ビジネスではメールが中心です。
メールの足場は固めておきたいところです。
では、何のメールソフトが良いか?少し考えてみました。
どんなメールがあるか?
windows7でいえばLive mailですが、既にサポート終了ですので、windows8.1やwindows10でいえばOutlook.comメールになります。
ただ、これは非常に使い難いですから、オフィスファミリーのOutlook2019に自動的になってしまいます。
しかし、どうしてもオフィスファミリーのOutlookは不安定なので使いたくないのです。
じゃあ~何かがあるか?
有料メールを使う
さて、私はずっと続いてきた無料メール人生から有料メール(Backy)に変えました。
理由は複数アカウントを所有しているということと、メールの保存ボリューム(受信トレイ)が大きいからです(メールをビジネス記録として保存しています)
使ってみるとBeckyは非常に使い易く、一部の機能は慣れるまで時間を要しますが、慣れると問題ありません。
ころころ変わるマイクロソフトの製品に比べると簡単なことです。
Beckyのメリット
OutlookシリーズはMicrosoftオフィスファミリーのスケジュール管理ソフトの定番ですが、先ほども言ったようにメール機能が付いているだけのでword excle同様のアプリケーションです。
昔からwindows live mailと共に皆さんから使われているメーラーの一つになりますが、オフィス版Outlookシリーズはwindows live mail 2011/2012 や昔のOutlook expressなどのような完全無料メール専用ソフトではありません。
ですから、非常に機能が少ないですし、大容量のメールを前提に作られていません。
私が有料メールBeckyを使う大きな理由は下記5つです。
1.大容量のメールが保持できる。
過去のメールもアーカイブとして残したいので、大容量対応のBeckyを使っています。
ちなみに2022年3月現在でメールのフォルダは13.8GBになります。
添付ファイル類もカウントしていますので、結構多い方と思います。
一般的にはどんなに多くても4GB~6GBです。
10GBを超えるのは建築業など、図面、画像など、添付容量が多い業界になります。
そうなるとwindows live mail やoutlook は大容量のメールに対応できません。
特にOutlookはwindowsアップデートなどの影響を受けやすく、いろいろな問題が起こってきたのが今までの経験です。
現在は改善されているかもしれませんが、私には分かりません。
いろいろ調べても保存件数が3万や4万件のメールでもレスポンス良く開いてくれるのはBeckyくらいと思います。
他のメールソフトは受信トレイを開く時に時間を要したり、メール単体を開く時に多少遅延が発生します。
即ち、メールを多く保管しておきたい方はBeckyが最も安心、安全なメールを思っています。
他もまだまだありますが、2,3説明します。
2.メールのバックアップがし易い
メールのデータのフォルダを任意で作成可能ですので、ドキュメントフォルダなどにそれを作っておけば、メールデータをそのままバックアップ可能です。
Beckyフォルダーを1つバックアップすればメールのアドレス帳から全部バックアップが可能なのです。
不意のパソコンのトラブルでもメールデータを助けることが可能です。
さらに移行が各段に簡単です。
フォルダ1個移すだけで移行完了!
アドレス帳もぜ~んぶ移動!
これだけでも充分メリットになるでしょう。
3.迷惑メールのフィルタ可能
相手先アドレスや件名、メールの内容などで細かくいろいろな処理が可能です。
※フィルタリング機能
私は特定のメールで音を鳴らしたり、迷惑メールを個別にブロック、削除したり、別のフォルダに無条件移動させたりなど、相手が持っている情報を条件にフォルダ分けしています。
これはOutlookにはない機能ですので、今後増え続ける迷惑メールにも柔軟に対応可能です。
4.複数アカウントが見易い
これはoutlookでも、windows live mail でも可能です。
複数のアカウントを受信トレイを分けて持つことです。
特にここで言いたいのはその見易さです。
下記が画面レイアウトになりますが、シンプルな画面設計で複数アカウントも見易くなっています。
※レイアウトなどは好き々と思います。
5.windowsのバージョンに依存しない
最大のメリットはOSに依存せず、ずっと使い続けられることです。
windowsのバージョンが変わっても対応可能です。現在、Beckyはwindows95/windows98/windowsME/windows2000/windowsXP/windowsVista/windows7/windows8.1/windows10に対応しています。
windows11は掲載されていませんが、これからも最新OSに対応していくと思います。
OutlookなどはOSのバージョンが変わったり、windows live mailのようにサポート終了したりすると、また新たにメールを切り替えなければなりません。
そういうことがないのがこのBeckyなどの有料メールソフトの最大のメリットと思っています。
ではデメリットは何か?
あまりないのですが、下記が良く言われることだと思います。
Beckyのデメリット
私が考えるデメリットは下記です。
個別ウィンドウ
Beckyは下記のようにプレビューウィンドウでメールを見る設計になっているため、各々の受信メール毎にウィンドウが立ち上がりません。
Outlookは各々のメールがウィンドウで立ち上がるようになりますので、複数ウィンドウでメールを確認できます。
ですから、メールをウィンドウで立ち上げてみる方は違和感があると思います。
そこは慣れです。
メールのウィンドウを立ち上げなければ仕事が進まないということであれば、Beckyを選ばない方が良いです。
ビジネスの中ではメールはずっと使っていくものですので、多少コストを要しても使い易いものを選ぶことが重要だと思いますよ
2,メーカー依存
メーカーが倒産したり、事業を終了すると、その後は使えなくなります。
CSVなどのエクスポート機能がありますので、その時点で移行すれば良いことですが、「依存」になりますので、そこはメーカー(製作者)次第になります。
それはそれでOutlookも同じですが、会社の規模とユーザー数が違いますので、対応が異なりますね。
以上、簡単ですが、Beckyの導入メリットについて書いてみました。