dynabook R631 R632 互換キーボードに注意
今回はdynabook R631/28E(PR63128EMFS)のキーボードを交換してみます。
昔から気になっていたことがあります。
ヤフオクや楽天などで「互換キーボード?」と説明してありますが、明らかに「これ?互換?」と言うのが沢山あります。
微妙なマシンもありますが、これ「違うやろ!」という互換キーボードも平然と販売されており、それを解明するために今回はそのキーボードを入手して実験してみました。
「東芝 dynabook R700 R730 R731 R631互換」とありましたが、R731とR631が互換?という疑問から入手してみました。
早速、部品が届いたのですが、見た目はR731やR732 RX3のものとすぐわかります。
下記がメンテナンス用のdynabook R631です。
交換作業
結構使いこなしたマシンのdynabook R631/28E(PR63128EMFS)です。
交換理由はキーボードのパンタグラフが取れているからです。
使いこなしているとキーボードのダメージは多いです。
まず、下記のネジを外します。
色の違いはネジの種類の違いです。
裏カバー外し
黄緑部分はゴム足のしたにネジがあります。青はネジの種類が違いますので、復元時に注意してください。
必要な工具は下記です。
スマホ分解ツールなども使うと良いです。
ネジを外します。
ゴム足の下にネジがあります。
特殊ネジに注意
ヘックスの特殊なネジ(ヘクサロビュラ穴付きねじ(突起あり))があります。
中央に突起があるもので、悪戯ができないようにしています。
ドライバーは下記の形状です。ショップでも販売しています。
ダイナショップ福岡本店
https://shop.dynalabo.com/
このドライバーセットはPCやスマホをメンテナンスする上では非常に重宝します。
へクスローブからいろいろありますので、いじり止め付ネジなども対応しています。
これのサイズTP6を使えば簡単に外れます。
(注意)キーボード用のフラットケーブルはこのように設置されていますので、裏面カバーを外さないとキーボードが外せない仕組みになっています。
2本のフラットケーブルがあります。一方は通常のもので、→のものが恐らくバックライト用だと思います。
コネクターを外す
→の方向にスライドして外してください。
スマホ開腹ツールのへらで→の方向にえぐってください。
使わないキーボードなので思いっきりはぐっていいです。
こんな感じでキーボードは接着しているだけの構造になっています。
早速ヤフオクで購入したキーボードで確認します。
ガーン!・・やはり互換ではありませんでした(笑)
ケーブルの位置が違うので設置できません。
キーボード互換調べ
標準キーボード:G83C000BZ3JP
互換として売られているキーボード:G83C000C53JP
おまけにバックライト用のケーブルもありません。これは必須ではありませんが、「互換」となると期待してしまうので確認が必要です。
キーボード型番を確認しなかった私も悪いので、今回このパーツはR731用で保管しておきます。
新しい標準キーボードを東芝から仕入れます。
ヤフオクは必ず、型番等を確認するようにした方が良いですね。
説明をうのみにするとひどい目にいますよ。
下記が正規のキーボード裏面です。参考にしてください。
キーボード交換続きは下記でお願いします。
https://dynabook.biz/keyboard/11124/
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