dynabook PZ PZ55 C シリーズには新旧モデルがあることに注意!HDDケーブルの利用可否編

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リリース時期の違い

dynabook PZ(インターネットモデル)やPZ55(量販店モデル)などに限らず、シリーズが同じであれば中身も同じ!と考える人がほとんどです。

ただ、パソコンはリリース時期で仕様が全く異なりますのでセルフリペアを考えている人は要注意です。

例えばdynabook PZ/HP とdynabook PZ/MVはモデル名こそdynabook PZシリーズですから同じと思いますが中身が違います。

例えばSSDの位置や付属のコネクターなど大きく異なります。

ここでdynabook PZ/HP とPZ/MVを比較してみました。

比較

下記がdynabook PZ/MVとdynabook PZ/HPの内部写真ですが、一目で解ると思います。

マザーボード全然違いますよね。

2台ともdynabook PZシリーズです。

dynabook PZ/MVのリリースが2023年6月でdynabook PZ/HPのリリースが2020年10月ですから約3年の差があります。

パソコンの分野では3年は大きいですよね

dynabook PZ/MV:2023年6月

dynabook PZ/HP:2020年10月

HDD増設ケーブル

ここでちょっとだけセルフリペアに着目してみました。

このモデルには起動SSDとは別に増設HDDのベイがあり、そこにSATAケーブルでHDDを増設できるのです。

これ非常に便利です。

こういうSATAケーブルです。

dynabook PZ/MVもdynabook PZ/HPも同じような場所に増設コネクター(下記矢印)がありますが、各々でコネクター形状が異なっています。

これが俗に言うセルフリペアの落とし穴です。

PZ/HPは10ピン、PZ/MVは12ピンです。

私のショップではdynabook PZ/HPやPZ55/MBなどの増設用のHDDケーブルを販売しているのですが、ここを詳細に伝えきれていませんでした。

幸いなことに接続されませんでしたので、破損しなかったのですが、何気なく付けると一発でマザーボードコネクター部が破損します。

dynabookでは良くありますが、外観が全く同じで中身が違うモデルが沢山あります。

このモデルに関しては2022年3月くらいを境にマザーボードの仕様が変わっているみたいです。

セルフリペアは要注意です。

新旧あるPZ PZ55 P55 シリーズ

従って、同じdynabook PZシリーズでも「新旧」あることが分かります。もちろん、互換機種のPZ55シリーズも同じです。

また後から追加していきますが、下記のような区分けになります。

新PZ PZ55 P55 シリーズには旧仕様のケーブルは使えません。

新PZ PZ55 P55 シリーズ

dynabook PZ/MV(2023年6月)
dynabook PZ/MW(2023年6月)
dynabook PZ/MU(2022年5月)

旧PZ PZ55 P55 シリーズ

dynabook PZ/HU(2021年12月)
dynabook PZ/HP(2020年10月)

dynabook PZ55/MB(2020年4月)
dynabook PZ55/RB(2020年8月)
dynabook PZ55/PB(2020年4月)
dynabook P55/FP(2020年1月)
dynabook P55/FR(2020年7月)
dynabook P55/FS(2021年3月)

新旧の調べ方

新旧モデルは外観からでも確認可能です。

下記のようにサイドのデバイスで判断できます。

新PZ PZ55 P55 シリーズを判断するのは右側面のデバイスにUSBポートが無いものです。

反対に使えるモデルつまり旧PZ PZ55 P55 シリーズは右側面にUSBポートがあるものデルになります。

これで判断して、自分のがどちらになるか?確認してからケーブルを購入してください。

 

ちなみにdynabook Cシリーズも互換機種になります。

これも旧PZシリーズですので、増設ケーブルは利用可能です。

以上、作業メモでした。

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