分かり難さ
旧東芝 パソコン事業部(現dynabook inc)が30周年モデルでリリースしたdynabook G83シリーズはこのブログを見ている人であればご存じと思います。
この機種ですが、ちょっとしたモデル名の違いで全く違う機種になってしまうので、驚きです。
従来のdynabook R63シリーズのようにベースが同じ筐体で中身が少し変わっているなどのものではありません。
全く違った機種にした場合、インパクトあるネーミングにして欲しいですよね
理想的なもの
パソコンと車ではちょっと違うかもしれませんが、カローラでも、カローラフィルダー、カローラクロス、カローラスポーツなど、カローラの後に付く何かで全く違うものになります。
だから、イメージし易いですし、覚えやすいですよね。
パソコンもそういうネーミングが分かり易いと思いますし、第一馴染み易いです。
恐らく、そのネーミングがG83とか、R63などの記号しているのだと思いますが、その中でもさらに細分化されていますので、分かり難くくなっているのです。
例えば、今回のG83のようにG83の中で全く違ったものにする場合、dynabook G83 NEOやdynabook G83 SPYDER など、もっと違ったインパクトを与えて欲しいです。
ネーミングって重要と思いますよ。
「お前、何のパソコン持ってるの?」と聞かれたら「dynabookのG83 NEOだよ」
「おれG83スパイダーなんだよね」
「あ~、あの軽いやつね」
という感じです(笑)
こういう会話が理想ですね。
この代表的なものがアップルのMacbookシリーズだと思います。
「お前Macの何もってんの?」と聞くと「Macbookプロ」や「Macbookエアー」という感じで流れていきます。(知っていればの話ですが。。)
アップル好きな人は当然の会話と思います。
パソコンメーカーは何か行き当たりばったりで付けているような気がしますね
現実のdynabook G83
パソコンのネーミングは昔から変わっていませんよね
現実のモデル名はdynabook G83/M やG83/HS など、/(スラッシュ)のアルファベット で全く違ったモデルになりますので、ここが間違い易いんです。
自分で修理する場合、部品調達で間違うのではなおさらと思いますよ。
恐らく、すべては型番で動いているマーケットと思うのですが、もっと庶民的なインパクトが欲しいです。
昭和、平成、令和と時代が変わってパソコンが1人1台になったのですから、少し考えて欲しい気がしますね。
G83の見分け方
さて、前置きが長かったのですが、本題に入ります。
dynabook G83 や兄弟機種のG6やG7、G8 GZ GCX83なども同じネーミングで全く違ったものがありますから注意です。
初代dynabook G83シリーズ(G6 G7 G8 GX83)と2代目G83シリーズ(G6 G7 G8 GCX83 GZ)があり、同じG83でも全く違っています。
もっと分かり易いネーミングにして欲しいわよね
下記がボディの違いです。
ポイントはヒンジキャップとスイッチの位置です。
これが旧型G83シリーズです。最初に軽量化をキャッチに売り出した機種です
①:スイッチ(右) ②:ヒンジキャップ(メタリック系)
これはG83/M G83/DN G83/FRなどに該当します。
一方、新型G83は
①:スイッチ(左) ②ヒンジキャップ(ボディ同色)
G83/HS やGCX83/P シリーズなど、同様なパーツを使っています。
このシリーズにはピュワホワイトとオニキスブルーがあります。
同シリーズでも質感が全く違います。
ピュワホワイトは天板が光沢仕上げですが、オニキスブルーはつや消し仕上げになっていますし、表面の質感から考えると、恐らくオニキスブルーは中古で出回る時にパームレストの色褪せが目立つと思いますよ。
セルフリペアのポイントとしては自分の機種がどれに該当するか?
それが解らなければ失敗しますので、是非知って欲しいのと、パソコンメーカーさんにインパクトあるネーミングを考えて欲しいですよね
初代、2代目は下記のようにまとめていますので、どうぞ参考にしてください。