類似キーボード
表題を付けるのが難しいのですが、私が何を伝えたかったか?というと、dynabookの一部の機種は非常に紛らわしく、セルフリペアに注意が必要ということです。
特に三代続いているTシリーズは類似した機種が沢山あり、パーツも同じ?ようなものが使われている感じがするのですが、実際は全く違うものが使われています。
ですから、自分で修理する場合、これを知っておかなければ間違ってパーツを購入してしまうことがあります。
是非、マスターしておいてください。
では本題に入ります。
デザインの違いを知る
下記のようなデザイン性に富んだキーボードはいろいろな機種で使われています。
さて、ここでdynabook T45モデルとして、その違いを説明します。
この三代続いているT45シリーズは各々の代でヒンジデザインが異なっています。
世代の違い
初代:dynabook T45
これは正式型番を言えば、dynabook T45/PWS(PT45PWS-SHA3)になります。
二代目:dynabook T45
これも正式型番を言えば、dynabook T45/TGL(PT45TGL-SWA3)になります。
三代目:dynabook T45
これも正式型番を言えばdynabook T45/DW(PT45DWP-SJA)になります。
どれも型番を見ただけではどの筐体でどんなヒンジか?など分かりません。
ですから、型番からヒンジデザインでキーボードを判断しなければなりません。
これが落とし穴です。
大きな違い
まず、このモデルは一般の方がキーボードを交換できません。
そういう構造になっているからです。
みなベゼルと一体型でキーボードだけの交換ができない構造になっているだけです。
仮にキーボード交換しなければならないことがあった場合、下記のパームレストごと全部交換しなければならないのだと思います。
キーボード固定は下記のようにプラスチック溶接されています。
でも治したい!という方はパンタグラフ修理をすれば良いです。
パンタグラフ修理をするのであれば、この3種類のキーボードの違いを知っておかなければいけません。
では、どこが違うか?
このモデルでは「Backspace」の部分で判断します。
初代キーボード(Backspaceキーが小さいです)
キーピッチもやや広めです。
二代目キーボード(Backspaceキーが大きく、文字が中央に揃っています)
全部のキーを確認した訳ではありませんが、上記の1世代のキーと比べて何となく大きく感じます。
三代目キーボード(Backspaceキーが大きく、文字が左に寄っています)
それぞれ世代によってキートップが改良されていますので、驚きます。
限定モデルやダイレクトモデルにはまた違ったものもあります。
例えば、同じヒンジでも下記のようにキーボードが改良されているdynabook AZ/25GやAZ/45Gなどがあります。
春までは上記のキーボードですが、夏以降は下記のようにな文字デザインに変わっています。
これやられたら、部品探しは一苦労です(笑)
セルフリペアも楽ではありません。
以上
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