素朴な疑問
モバイルPCを使い続けている方であれば皆さん疑問に思ったことがあると思います。
そうです、今と昔?を考えてしまうでしょう。
dynabook好きな方であれば、当然モバイルPC世界シェアNO1を勝ち取ったあの頃のことです。
当時、dynabook SSシリーズが世界シェアNO1だった頃、dynabook SS 1600シリーズやS21 シリーズ、SS2000など、どんな薄型でもバッテリーが脱着式でした。
下記のように長時間使用したいときなどは別売りで大容量バッテリーありましたよね。
バッテリーが自分交換できない
しかし、今はどうでしょうか?
モバイルPCは標準バッテリーが長時間になって嬉しいですが、軽さを追求するあまりバッテリーが自分で交換できない内臓モデルばかりです。
これ泣けてきませんか?
メモリのように自分で交換できない!!とありますが、あくまでも自己責任でメモリさえ入手できれば交換は可能です。
ただ、バッテリーだけは部品すら流通しませんし、サードパーティ製もありません。
リペア部品を全世界から仕入れている私ですら、dynabookのバッテリーだけは入手ができないのです。
仮に入手できたとしても、いろいろな壁があります。
リチウム電池ですので、安全性は大丈夫か?バッテリーの保持時間は大丈夫か?などなど、疑ってしまいます。
レッツノートを考えた
なぜ?バッテリーが販売されていないのか?
一言で言えば、設計上脱着式ではないからです。
じゃあ~軽さを追求すると脱着式が難しいのか?
そうではないと思いますけどね。
ちなみに下記はロングセラーでモバイルPC売り上げNO1のレッツノートですが、この軽さで脱着式です。
もちろん、1kgを切っていますし、軽量モデルのLet’s note RZ5(CF-RZ5PDRVS)などは700gのモデルがあり、これも脱着式ですね。
中のコメントにもありますよ。
「・・・・~3年以上使い続けたい場合は、バッテリーが交換できるパソコンを選びましょう。」
ここです、ここ!
モバイルの命は「軽さ」もそうですが、やはり「バッテリーの持続時間と交換ができる」じゃないですかね。
そう考えると、バッテリーの交換は必須と思います。
これから求められるもの
製品キャッチやセールストークでも使われている「長時間バッテリー・・何とかかんとか・・」
これも重要なことと思いますが、脱着式も重要です?
スマホもしかり、デザイン性を追求するあまり脱着式はないです。
ガラケーは脱着式でしたから、便利でしたし、利便性も良いですよね
メーカーの内情は解りませんが、パナソニックのレッツノートが売れる理由?はこれが大きいと思います。
多少、テクノロジーが遅れている、デザインが格好悪い、厚さが分厚いなどレッツノートにはありますが、そんなの良いんです。
モバイルの命であるバッテリーの利便性を考えて欲しいですよ
実際にメーカーに交換依頼をすると
先日、軽量モバイルのdynabook G83/Mを聞きました。
工賃15,000円、バッテリー約15,000円ですから、計30,000円に消費税です。
dynabookの市場平均価格が160,000円~180,000円ですから、消耗品としてはちょっと高いですよね。
ちなみにレッツノートのバッテリーを探すとAmazonやヨドバシなどで買えます。
メーカーもオプションで用意していますからね。
是非、dynabookさんには今後ビジネス市場で生き残りを図ろうとすればそういう庶民的な考え方も開発に入れて欲しいですよね。
以上