R73が遅い
旧東芝ノートPCのdynabook R73シリーズはスペックの割には何となく動作が鈍い?という印象があります。
過去、数十台仕事関係で納めていますが、Core i5/4GBでこのパフォーマンスか?
とdynabookを愛している私でも疑ってしまうくらい遅いもの多々あるのです。
遅い!遅い!遅い!
一年くらい前のdynabook R73/Dの時は極端に遅く、流石に修理センターに相談して、技術の方に調べてもらった思い出があります。
何故、遅いものが多くなったのか?
原因として考えられること
恐らく、windows10のメジャーアップデート中の時に当たっているからだと思います。
この最中にあたるとダウンロード、インストールが繰り返されるので、見た目極端に起動、操作が遅くなるのです。
特にモバイルですので、電源ON/OFFが頻繁にあれば恐らくほぼ100%「遅延問題」に直面すると思います。
遅いメカニズム
これは下記のようなメカニズムになります。
ダウンロードもしくはインストールが完了しないままに電源をOFFすると、一旦リセットされ次回起動したときに1%~開始します。
これを繰り返します。
ダウンロード完了しても、インストールの時にまたそれを繰り返すと同様、遅く感じる時期が続きます。
ダウンロードやインストールはCPUやメモリを使いますので、確実に作業が遅くなって当然です。
対策
まずはアップデートを終了させるか?
アップデートさせないようにすることです。
終わらせたい場合は一日中パソコンをつけっぱなしにし、windows10のメジャーアップデート状況を確認した方が良いでしょうね。
dynabook.comにも参考情報があります。
https://dynabook.com/assistpc/faq/pcdata3/018570.htm?qry=.%2F%3Ffunc%3Dpi%26category%3D131010%26cpg%3D30
それでもダメな場合
HDDからSSDに換装させるのが良いですが、できない方はドライバー1本でメモリ増設をしてみてください。
標準は4GBと思いますので、+4GBの計8GB +8GBの計12GBでどれくらい違うか?
実験していますので、参考にして、自分なりの対策を打ってください。
メモリ増設の注意
このモデルは増設不可のモデルです(サービスマンが増設をする)
ただ、増設は簡単です。
ドライバーでネジを外して裏蓋を開けてから増設メモリを装着するだけです。
ユーザー側のリスクは何か?
ドライバーでネジを外して裏蓋を開けると「ネジを紛失したり」「他の部品の影響など」故障などの原因になる場合があるからです。
しかし、DIYができる方であれば、裏ネジを外してカバーをはぐり、増設してください。
メモリはアマゾンでも、ヤフオクなどでもどこから購入しても同じです。
ただ、サムスンチップもしくはハイニックスのチップが好ましいです。
当ショップで販売されているもの(メーカー、当ショップ検証済み)をご利用ください。
増設して、カバーを閉じたら、電源を入れます。
その後に画面が真っ暗のままLEDが光って何も映りません。「ピュ~」と言って電源が切れますが、慌てず再度電源を入れてください。
直ぐに起動します。
そしてメモリ増設後の起動はメモリモジュールをOSがチェックしますので、最初の起動は遅いです。
2回目以降は大丈夫です。
下記の増設も2,3回再起動後の計測ですから効果がでていることが解ります。。
+4GB
動画サポート:無音動画です。サムスンのメモリを4GB足して計8GBで起動時間を計測しました。

+8GB
動画サポート:無音動画です。サムスンのメモリを8GB足して計12GBで起動時間を計測しました。

それでも満足しない方はSSD換装にチェレンジしましょう。
SSDの効果は下記に説明しています。
SSD換装レポート
