安定性バツグンの元祖WindowsXPマシン Satellite Jシリーズ 永遠に。。

サテライト「J」特集
◆記事内に広告を含みます

DSC_0288

皆さんも良くご存じの東芝業務用パソコンSatellite Jシリーズの良さをこのカテゴリーでいろいろと紹介しよう思います。

このシリーズはSatellite J10から始まり、残念ですが、Satellite J82をもって終了しています。

その歴史は長く、デザインもマイナーチェンジのみで昔ながらのデザインをそのまま継承しているもっとも珍しい機種です。

なぜ、この機種がこのように長く生産されたか?

それは、この機種の多くが官公庁、市町村役場など、役所向けモデルとして定評があったからです。

FDDをしばらくの間搭載できるモデルとして、入札仕様を満たすことができる唯一の機種でした。

ただ、そんな機種でもこの時代の流れに勝てなかったのでしょう。

Satellite J82をもって生産終了になりました。

この機種は、パラレルポート(セントロニクス)を最後まで搭載したノートパソコンとしては、ダイナブックファンの方も記憶に新しいのではないかと思います。

DSC_0410

また、この機種が皆さんからもっとも愛された理由は他にあります。

それは、ファン「もっとも故障が少ない機種」です。

新品で購入される方、中古で購入される方、いろいろ居ると思いますが、どちらにしても、ほとんど故障しない機種です。

それを明らかにしているのはヤフーオークションです。

私や他のジャンカーの方はヤフオクを確認される機会が多いと思います。

それを見ていたらお分かりのようにサテライトのジャンクは非常に少ないです。

中には液晶が割れたとか、キーボード欠けなど、ライトジャンクはありますが、ヘビージャンクである「突然、起動しなくなった」・「起動不可ジャンク」など、起動に関わるジャンクはほとんどありません。

個人的にもこのJシリーズは導入台数が多いです。

過去1000台はクライアント様に納入していますが、致命的な故障はありません。

ダイナブックをもっと楽しもう!」でもこのサテライトJシリーズはまだまだ現役なので、徹底的にサポートしていこうと考えています。

さて、なぜ故障しないか?

その理由は東芝のパソコンに対する技術のノウハウがぎっしり詰まっている唯一のパソコンだからです。

スポンサーサイト

放熱(冷却効率)の良さ

fan_1

パソコンを永く使いたい・・・

これは永遠の課題です。買い換えなくても、故障というトラブルは必ず襲ってきます。

パソコンの寿命は全て「放熱」に依存しています。

いかに熱を中に溜めないか?その点、このサテライトJシリーズは筐体の厚さがある分、冷却効率は非常に良く、放熱に優れている機種の1つです。

特にCPUファンについてはJ10から始まり、常に改良を重ねている為、進化し続けています。

例えば、SatelliteJ60で見てみると、左はGDM610000286(出荷時のファン型番)で右は改良版のGDM610000370です。

風力強化の為、羽の枚数を変えています。

GDM610000286が13枚、GDM610000370が17枚です。

ただ、新しいファンの方が若干音が大きい気がしますが、その分、風力があるからだと思います。

その風力(風量)があり、筐体の空間もモバイルパソコンに比べて余裕がある為、マザーボード全体に冷却効率が発揮できます。

即ち、放熱にも良いし、ほこりなどが機体に溜まり難い構造になっています。

環境の良い場所では故障なく安定した機種として有名です。

更に長持ちさせようとしたら、時々排気口をエアーダスターで掃除して、ほこりを除去してください。これであれば完璧です。

とにかく、デジタル機器は放熱と冷却です。

熱がこもらない構造・・メンテナンス性の良さ・・

パソコンの敵は「熱」と「ほこり」です。

ほこりが熱をため込みます。まあ、水などにも弱いですが、一般的にいうと、その2つです。

では、そんな敵からどうパソコンを守っていくか?

環境の良い場所(オフィース)で使用すれば良いですが、そういう訳にはいかないケースもあります。

その場合、簡単なメンテナンスで対応できます。

まず、熱がこもる原因はほこりの沈着です。冷却ファンの排気口に必ずほこりが溜まります。

どんなに環境が良くても、長く使っていると必ずほこりが溜まり、それが年数を経て、排気口をふさいでしまいます。

その為、小さなほこりを排気口から時々取り除いてください。ホームセンターに「エアーダスター」という商品があります。

細いノズルからエアーがでて、ほこりを飛ばすものです。5、6百円ぐらいと思いますので、1つ買っておいてください。

それを3ヶ月に1回程度右の写真のように排気口にあて、勢いよくエアーでほこりを取ってください。

これで空気の通りがふさがれることはありません。

fan_30

タイトルとURLをコピーしました