稀にメモリ増設後にパソコンが立ち上がらないということがあります。
その場合、下記が考えられますので、一度試してみてください。
改善する場合も多々あります。
起動しない場合
起動しないというのにもいくつかの種類があります。
画面真っ暗いで「うんともすんとも言わない」の場合は起動プロセスが動かない状態ですので下記をお試しください。
スロットの緩み
メモリがきちんと挿さっていない場合があります。
もう一度取り出して、下記のようにカチッ!と言う間でしっかり差し込んでください。
増設スロットの不良
増設側のスロットが何らかの原因で故障している場合に発生します。
もう一方(標準)のメモリを抜き、増設メモリを差して起動してみてください。
起動すれば、スロットの故障が考えられます。
何度やっても結果が同じであれば、修理されることをお勧めします。
東芝コールセンター
0120-97-1048
メモリの規格違い
規格が違うメモリでは動作しません。
但し、PC3-12800とPC3-10600 などは互換メモリがありますのでカタログ仕様が違っても動作する可能性もあります。
互換関係のメモリであれば必ず動作します。
一度、dynabookのサポートセンターへ相談し、そのメモリが増設可能な規格か?否かを確認されることをお勧めします。
東芝コールセンター
メモリとの相性?
さて、一般的に「相性が悪い」ということがあるといいますが、デジタルの世界で相性などありません。
規格が同じでもチップセット等の処理プロセスによっては動作しないメモリや、ICの数、両面、片面基盤などで極まれ動作しないものもあります
メモリ自体が原因で起動しないケースもありますので、その場合は購入元に相談ください。
過去、dynabook(旧東芝)パソコンで確実に実績あるメモリメーカーは下記の3社です。
実際の製品のメモリとして使われています。
①サムスン(SAUSUNG)
②ハイニックス(hynix)
③マイクロン(Micron)
増設の場合は私の経験で上記3社が確実に適合します。
それと現在取り付けてあるメモリと見た目が同じものを選びましょう。
下記のように4GBの同じ仕様のメモリでもICチップの数が違うものもあります。
ICが処理する容量が違うので数が違うのですが、それと本体のパソコンのマザーボード(チップセット)の処理に差異があれば正常に動作しないでしょう。
それが相性といえばそうなのですが、必ずしも全て合わないということもありません。
また、メモリ増設はその効果、つまり増設分のパフォーマンスを最大限に引き出せるか?というのもあります。
できれば上記3メーカーのチップを使い、見た目同じような作りのものを選ばれるのが最良の増設だと思います。
dynabook増設部品サイト
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ご興味がある方はご覧ください。