キーボードのメンテナンス
サテライト Satellite B450/B451/B452/B550/B551/B552や旧モデルのSatellite L35/L36などはビジネスモデルとして企業導入が最も多い機種です。
この機種のキーボードは互換も含めれば3種類あります。
前期型のL35.L36で多く使われている「G83C000AQ2JP」、B450以降で使われている「G83C000AR2JP」そしてレビジョンアップされた「G83C000AR3JP」です。
キーボードを取り外す過程はどのキーボードでも同じになります。
このモデルは日本がデフレスパイラルに入ったときの廉価版モデルでもあり、東芝のビジネスパソコンが価格の東芝と言われた時に大量に市場に投入された機種でもあります。
しかし、こういう機種でもきちんとメンテナンスして使えば、かなり長く使える機種でもあるのです。
ファンの構造を診ても冷却機能が充分であり、環境さえ良ければ恐らく非常に長持ちする機種だと思います。
キーボードの不具合
良い機種でも弱点があります。
このシリーズはキーボードが弱いです。
このキーボードはゴミやホッチキスが溜まり易い構造になっていますので、定期的にキートップやパンタグラフをメンテナンスした方が良いです。
キーボードのリペアには2種類あり、一つはキーボードユニット全体を交換する方法と、もう一つはキートップやパンタグラフを交換する方法です。
参考:dynabook Satellite B450 B(Windows(R)7搭載)
型番:PB450BJBBR5A31
キーボードユニットを交換方法
写真のように精密機械ドライバーでキーボードベゼルの右側面から写真のように隙間をあけます。
ある程度開いたら手で開けます。
ベゼルが取れます。
キーボード固定ねじを外します。
ねじを外し、キーボードを取りますが、ここで注意です。
両側に爪があり、そこでキーボードを固定していますので、それをうまく外してください。
G83C000AR2JP 110103000269M MP-06870J0-3564
完全互換はG83C000AR3JP です。それ以外のG83C000QR3JPなどは恐らくキータッチ構造にやや問題があると思います(キートップが直ぐ外れます)
キーボード購入

キーボードの下は直接基板ですので、水分が入ったら厳しいです。
生産時はG83C000AR2JPですが、後継のキーボードがリリースされています。

キーボードリペアには他の方法ありますよ
キートップなどの交換方法
壊れたキーを交換し修復します。
キーボード交換以外の修理方法は下記があります。参考にしてください。
動画あり!東芝 Satellite L35 L36 B450 B451 B452 B550 B551 B552 L40シリーズなど キーボード パンタグラフ 修理
動画で理解

文字消えをシール補修
文字が消えただけなら補修シールを使いましょう!
古い機種ですので、そんなにコストかけずに賢くメンテナンスです。