規格違いに移植
dynabook T45/BGL(HD:1366×768ドット) のマザーボードをT45/GWSC(FHD:1920×1080ドット)に移植してみました。
なぜ?これをしたか?
この2機種はディスプレイの解像度は違うのですが、ボディの規格が若干異なります。
前回の記事でも言いましたが、リリース時期も異なるし、キーボードも異なります。何となく微妙に違うんです。
T45/GWSCが2018年7月、T45/BGLが2017年2月の約1年と6か月違うんです。
そんなボディ違いの機種のマザーボードが互換で利用できるか?
セルフリペア愛好家としては、そこが知りたかったのです。
(参考)
PCの違い
そこでマザーボード外観を比較してみましたが、見た目ほぼ同じでした。
違う箇所はT45/GWSCが2ウェイ4スピーカーなので余分なのコネクターがついていました。
通常スピーカーのコネクターは1つですが、このdynabook T45/GWSCは2ウェイ4スピーカーみたいで低音専用のケーブルでしょうか?そのコネクターがあります。
下記がそのdynabook T45/GWSCのコネクターです。
スピーカーのケーブルがここにも入っていました。
T45/GBLにはありません。
では早速移植します。
ここにコネクターが余っています。
電源を入れても表示されません。
これはdynabook T45/GWSCがFHD(1920×1080)液晶だからです。T45/BGLはHD(1366×768)なので、設置して電源を入れてもリセットしなければ表示はしません。
※ポイント
異なる解像度のマザーボード移植は初回起動時は表示しません。必ず完全シャットダウンして再起動してください。
その場合は一旦電源を長押しして、完全にシャットダウンします
(もしかしたら、電源長押しだとスリープモードに入るかもしれませんので、一旦バッテリーも外し完全シャットダウンしてください)
一発目でもdynabookマークはでます。
ようそこ・・まで来たら立ち上がります。
正常に立ち上がりました。
FHD表示されています。ばっちりです。
その後、いろいろ操作しましたが、特に問題ありません。
スピーカーは音声多重で出力されていますのですが、本来のマザーボードであればもっと音質が良いのでしょう。
dynabook T45/GWSCはなかなかいいマシンですね。
以上