キーボード交換
下記ヒンジタイプのdynabookパソコンのキーボード交換を説明します。
尚、このタイプはマザーボードを外して交換するタイプですから、難易度としてはやや高めです。
交換は充分注意して実施ください。
同系機種
dynabook AZ35/B
dynabook AZ35/C
dynabook AZ35/D
dynabook AZ35/F
dynabook AZ35/G
dynabook AZ35/M
dynabook B25/21GB(PB25-21GRDB)
dynabook B25/22BB (PB25-22BRKB)
dynabook B25/22EB(PB25-22ESKB)
dynabook B25/31BB(PB25-31BSKB)
dynabook B25/31EB(PB25-31ESKB)
dynabook B25/31EB(PB25-31ESKB/B)
dynaBook B25/32BB(PB25-32BRKB)
dynabook B25/32EB(PB25-32ERKB)
dynabook B25/33EB(PB25-33ERJB)
キーボード交換のポイント
まず、上記ヒンジタイプの全てのマシンはキーボードのフラットケーブルがマザーボード下で固定(テープ)されています。
ここです。
マザーボードを外した時、下に透明のテープが見えます。
矢印部に透明のテープが貼ってありますので、これを外さなければキーボードが取れない構造になっています。
ポイント
キーボード交換に関してポイントだけ書いておきます。
自己責任ですので、注意して実施ください。
最後の動画はそのポイントを総合していますので、見て頂きイメージしてください。
ポイント1:マザーボードは完全に外しません
※仮外しを行い、キーボードのケーブルと止めているテープだけをはがします。
ポイント2:液晶を保護するプチプチを用意してください。
ポイント3:ファンは完全に取外してください。
ポイント4:完全ではなく、「仮止め」でキーボードの確認をしてください(戻り作業をしない為)
ポイント5:コネクターの種類を把握してください。
マザーボードのコネクターは非常に細かい部品ですので、無理をすると折れたりします。ロック解除は必ず把握してから進んでください。
例えばこのコネクターは?
ロック解除は下記のように爪を上に上げます。
※ここで力任せにすると爪が折れます。そうなるとマザーボード丸替えになりますので、注意です。
動画で解説
注意事項
セルフメンテナンスは機器自体の故障や部品破損の可能性が大いにありますので、修理が安く収まるなどの単純な考えですると大損をする可能性があります。
その場合ですとあまりお勧めはしません。
成功した場合は確かに「安く済んだ」で終わりますが、失敗した場合は「安物買いの銭失い」という諺がぴったりはまってしまいます。
ほとんどの方が「修理に出せばよかった」ということになっていると思います。
ここでは楽しみながらとまではならないと思いますが、「ダメ元でチャレンジしてみよう」という気持ちの方が失敗した時の慰めにもなります。
セルフリペアやメンテナンスは「失敗有りき」でチャレンジすればその喜びや達成感も一段と感じられると思います。
尚、セルフメンテナンスは全て自己責任ですので、良く考えてお進みください。
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