dynabook R73シリーズ
今回はdynabook R73/UのSSDモデルの不動品を手に入れましたので、パーツ動作チェックも含め、別のR73をSSDモデルにしてみました。
SSDのメリットは「操作速度」が重視されますが、モバイルの場合はSSD換装時に「軽量化」も考えなければ勿体ないです。ですから、2.5インチのSATA SSDにするのではなく、M.2タイプのものにした方が軽くなります。
この機種はdynabook R734に比べると非常にシンプルに作られていますが、何となく安定しないところがあります。
どのシリーズも遅い?のです。
何が原因か解りませんが、Coreシリーズとは思えないほど遅い気がしました。
では、HDDモデルをSSDモデルにすると、どこくらい速くなるか?実験してみたかったのでやってみます。
SSDユニットの取り外し
今回、手にいれた部品取り用機種(SSDモデル)は下記になります。
Dynabook inc
dynabook R73/U(PR73UBAA337AD81)
起動する機種はHDDモデルです。

起動しない機種はSSDモデルのsynabook R73/Uです。
リカバリーUSBをつくる
予めHDDモデルでリカバリーUSBを作成しておきます。
今回は純粋なリカバリーでwindowsのクリーンインストールを実施してみます。
リカバリーUSBの作成については東芝のユーティリティであるアプリケーションの追加でリカバリーディスククリエーター(Recovery Disk Creator)をインストールしてから作成してください。
ユニット組み込み
早速、M.2の2280タイプSSDを購入しました。
SSDのことをもう少し簡単に知りたい、知ってみたい方はこちらで簡単に作業メモ程度にまとめています。是非!参考にしてください。
dynabook R73/UのSSDモデルのSSDタイプはM.2のSSDですから、それを調達します。
今回は安かったのでWD社製のものを購入しました。
dynabook R73/UのSSDユニットは下記になります。

このケーブルのロックを外すだけです。通常はHDDのフレキケーブルが挿っています。
こんな感じで外れます。
次にもう一方のHDDモデルのHDDを外します。
フレキシブルケーブルも外します。
先ほど外したSSDユニットをその場所に付けます。
予め買っておいたM.2(エムドットツー)のSSDを挿します。
こんな感じで入れます。
ネジで固定します。
先ほど作ったリカバリーUSBを挿します。
復旧しますので、起動時にF12キーを連打してください。
Boot Menuがでますので、USB Memoryを選んでください。
リカバリーが開始されます。
警告がでますので、「はい」で進んでください。
リカバリー完了
これでHDDモデルがSSDモデルになりました。
違いがどうか?下記に動画を撮りましたので、参考にしてください
HDDモデルの起動
無音の動画です。起動時間:約5分

SSDモデルの起動
無音の動画です。起動時間:約27秒

結果からも解るようにHDDからSSDにすると起動時間が約10分の1です。
リードライトの速度も違いますので、これくらいの結果がでると思います。
遅いと思われている方は検討してみては如何でしょうか?
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