ブルースクリーン
今回もdynabook KIRAと同様の起動しないエラーです。
dynabook R822は初期OSがwindows8になりますが、windows10無償アップグレードの時にwindows10にアップできる機種になっていたみたいです。
ただ、東芝のwindows10アップグレード対象機種には入っていません。
Recovery
Your PC/Device needs to be repaired
The BOOT Configuration Data file is missing same required information
file: BCD
error code:0xc0000034
you ‘ll need to use recovery tools.if you don’t have any installation media
(like a disc or USB device),contact your PC administrator or PC/Device manufacturer.
これはKIRAとR822はグラフィックアクセラレーターに「インテルHD グラフィックス4000(CPUに内蔵)」が使用されているからです。
windows10のアップデートによって関連情報が更新されるのですが、一部不具合がありファイルの更新が正常にできないかった為、読み込めずこのメッセージがでてしまうのです。
もちろん、windowsの起動ファイルの一部が破損しているだけですので、中のデータは無事です。
起動時のデバイス情報を読み込む際のエラーですので、リカバリー情報(HDDRecovery)も当然読み込むこともできません。
つまり、事実上はリカバリーもできない致命的なエラーとなります。
従って、この時点での独自復旧が非常に難しくなりますので、とりあえずはデータをバックアップして保全した後、修理センターへ出すか?
手持ちのリカバリーUSBなどで復旧するか?を考えた方が良いと思います。
私は思います。
データをバックアップ
とりあえず、中のデータがバックアップできればという方は下記の方法でチャレンジください。
東芝のパソコンには東芝ファイルレスキューというwindowsが起動できなくなったマシンのデータをバックアップするツールが搭載されていますので、それを説明します。
先ず、データバックアップ用のUSBメモリを準備してください。
電源スイッチをONにし、F12を連打してください。
下記のガイダンスになりますので、HDD Recoveryを選んでください。
Microsoft IMEを選びます。
トラブルシューティングを選びます。
TOSHIBA Maintenanceを選びます。
TOSHIBA File Rescue を選びます。
同意して進んでください。
救助データの場所まで移動します。
データ容量を計算します。
保存ドライブが確認できれば「次へ」で進んでください。
詳しいバックアップ、データ復元方法は下記を参照ください。
機器の復旧
基本的にはR822用のリカバリーUSBもしくはDVDなどを作成しておけばそれで復旧が可能です。
リカバリーUSBを作成していない場合はリカバリーUSBなどを入手しなければなりませんが、東芝の場合、これは非売品なので入手が非常に難しいです。
その場合は一次復旧で他モデルのリカバリーディスクで復旧するという方法があります。
R822はグラフィックアクセラレーターに「インテルHD グラフィックス4000(CPUに内蔵)」を搭載していますので、同じ仕様のモデルを探してそのリカバリーUSBを一次復旧で使います。
入手方法は検索エンジンで「東芝リカバリーディスク入手方法」など探すしか方法がありません。
東芝の場合、リカバリー復旧については修理センター(サービスステーション)扱いになりますので、それ以外に入手が困難とされています
今回私は同グラフィックアクセラレータを仕様しているdynabook KIRAのリカバリーを持ち合わせていましたので、それで復旧しました。
リカバリー実施
ただし、完全に復旧せずにドライバーのパッチ当てが発生しますので、そこだけ説明しておきます。
USBブートをします。
通常のリカバリー手順でwindows8にリカバリーされます。
デバイスマネージャーを確認すると
①CP2103 USB to UART Bridge Controller
②ネットワークコントローラー
でデバイスエラーになります。
ダイナブックドットコムの「サポート」から必要ドライバーをダウンロードします。
windows8.1のアップデートモジュールが有りましたので、それを当てます。