部品集め
ようやく、3ヵ月要して部品が届きました。
世界中からdynabookのリペア部品を集めていますが、今回のファンは意外と入手に手こずりました。
中国のいつものディーラーが新品がないというので、値を吊り上げていたからです。
だから急遽別の販売業者に交渉しました。
中国式ビジネス
中国の方はやはりビジネスに貪欲ですね。
彼是、中国ビジネスを手掛けて5年くらいになりますが、本当にいろいろなことを勉強させられます。
昔、教科書で「華僑集団」ということを勉強したと思いますが、教科書通りで彼らはビジネスの基本に精通しています。
中国が発展してきたのもそのベースがあるからでしょう。
今、日本人にそれがあるか?
少なくとも私の周辺にはそういう人がいないので、より一層勉強になりますね。
一番良いのは白黒はっきりと進めていく?ことです。
そうです、YESか?NOか?
買うか、買わないか?
ですね。曖昧という字は彼らにはないです。
気を付けたいこと
ようやく30個だけ入荷、残りはいつ届くか不明?なんです。
これは海外輸入の場合、当たり前ですが、昨今はコロナの影響やコンテナ、人員不足などで一層ひどくなっていますね。
先ずは破損個所がないか?検品して「検」マークを付けて包装し、販売化します。
注意したいのは海賊版もそうですが、新古の偽装です。
このファンは矢印のケーブルがきれいな状態が新品です。
ここが曲がっていたりすると、中古(リユース品)になりますが、意図的に綺麗にして「新品」で売っている人もいます。
何回か、かかりました。
PC内部に取り付けるときこのケーブルをねじりますので、簡単には復元ができません。
普通に手でやっても2度と綺麗にまっすぐにはならないということです。
意図的にすると、何となく違和感があります。
仕入れ交渉するときはこのクオリティを注意して交渉するなど、必ず現物の写真を送ってもらい「これが送られてくるのか?送られてくるものを全部写真くれ」など、いろいろなことを交渉しなければなりません。
これも彼らへの抑止になりますので、中国ビジネスの場合、当たり前です。
きちんとした販売業者の場合、直ぐに写真を送ってきますので、これも見分ける判断基準になります。
これがリユース品のケーブルを綺麗な状態にしたもの
どうしても綺麗になりません。
ビジネスの基本
中国も日本も基本的な人間感情は同じです。
国民性というものがあるだけで、善人、悪人は必ずいます。
ですから、良いビジネスをしたい場合、自分に近い感性や価値観を持った販売業者を探すことです。
それは数回小口取引を繰り返し、相手にうま味を与えてあげることです。
儲かることばかり考えると、長く続きませんし、大損します。
そういう意味での中国ビジネスはビジネスの基本を学べて、より一層自分を成長させてくれます。
長いレンジで見て、利益を出していくことが、この中国ビジネスだと思います。
以上