今回はNECのMate(windows10)のデスクトップパソコンが持ち込まれました。
まだ、新しいです。
出荷日を見ると2016年11月?と言うことはまだ半年くらいです。
型番:PC-MK37LLZ614SN
不具合の症状
ライセンス異常
今回の症状はオフィスが使えなくなったということから始まったのですが、内容を聞くと以前あった「非商用利用」の表示が出るみたいです。
※以前の症状の場合は下記で解決しましたが、今回はできませんでした。
https://dynabook.biz/trouble_soft/601/
そこでオフィスを再インストールしますが、下記のガイダンスがでてNGです。
今回のようなことは初めてなので、このようにブログに書いておきます。
エラーコード:2147024873-11
よく見るとデスクトップ右下にwindows10のライセンス認証の文字があります。
Windowsのライセンス認証
設定を開き、windowsのライセンス認証を行ってください。
そういうガイダンスが出ています。
「設定」→「更新とセキュリティ」でライセンスの部分を確認すると
「有効なデジタルライセンスまたはプロダクトキーをお持ちでないため、このデバイスのwindowsをライセンス認証できません。有効なライセンスまたはキーをお持ちだと考えられる場合は、下の「トラブルシューティング」を選択してください。エラーコード:0xC004F012
windowsはライセンス認証されていません。
コンピュータのプロパティを見ると「プロダクトID:使用不可」と出ます。
こうなるとプロダクトIDが窃取されて認証できない?と考えるのが普通です。
とりあえず、ウィルスチェックを最新の定義ファイルで行いましたが、これも異常無しです。
動作の遅延
遅くなったり、普通になったり、極端に遅かったりと動作が安定しません。
従って、システムの内部で何らかのトラブルが発生している模様です。
気になる点
本体マシンをよく見ると気になる点があります。
HDDのアクセスランプが常にアクセスしっぱなし(点灯に見える)です。
こういう場合はセクターレベルでHDDに障害が発生しているケースが多く、リード・ライトを繰り返していることでこのように見えます。
そこで一旦、切り分ける為に現状のHDDをイメージ化して、別のHDDを作成して普通に動くか?を調べてみたいと思います。
これでも同じ症状であれば、OSの内部で何か障害が発生しており、普通に動けばHDDの方になります。
普通に動けばHDD障害ということで、NECに修理依頼をすれば良いと思います
別のHDD作成
先ず、下記の方法で既設のOSをUSBディスクにイメージ化します。
EaseUS Todo Backup(Free/Home)を使います。
本体分解
分解して、HDDを取り出し、別のHDDを装着して、新たに環境を作ります。
工具レスの設計なので、簡単に開きます。
2.5インチのHDD(500GB)が事務所にあったので、これに修復してみます。
新しいHDDの方が特に操作に問題なく、windowsライセンス認証も行えました。
もちろん、オフィスのインストールもできました。
NECに電話して修理依頼して終わりです。
NECの121コールセンターへ電話して、HDDのチェックツールなど無いか?を確認しましたが、無いとのことなので、一連の確認を説明するとスムーズに修理依頼できました。
保証期間が残り少ないので、切り分けを行い修理と言うことが良いと思いました。
以上