前編 部品取り分解 dynabook T65を修復するためにdynabook T45の部品を使う

dynabookを知るチャレンジ修理パソコン分解
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dynabook T45 第一世代を分解

先日、キーボードの交換方法を知る為にdynabook T65のジャンクを調達し、偶然にもマザーボードが復活したことを記事に書きました。

このジャンクパソコンは完全に水没した状態でしたが、恐らく保存状態(後処理)が良かったのか?基盤のダメージが少なく、全く問題なく動作することができました。

このマザーボードを調べてみるとまだまだ動くようですので、さらに念入りに部品を復元し、部品として使えるか?を調べてみました。

部品再生

ただし、ジャンクですから見た目はボディの破損が激しく、お世辞でも精密機械とは言えません。

ですから見た目調整用にヤフオクから部品調達することにしました。

そこで役立つのが自分で調べた下記の内容です。

dynabook T85/T75/T65/T55/T45 同型機種を知ってメンテナンスの幅を広げる。

これが分かれば部品調達の幅が非常に広がりますので、調達し易いです。

そこで調べてみると同型ボディのdynabook T45が部品取りに使える模様で、非常に条件が良いものがあり、早速送料含め約3千円で調達しました。

これはまずまずの価格です。

出品内容で「通電しない」「画面割れなし」「筐体はきれい」ということだったのですが、やってみたら起動しました(笑)

部品にすればほとんど取れますからほぼ数万程度の価値があります。

ただ、製品としてはジャンクですので、全く価値がありません(笑)

こういうものから部品を集めます、

これが大人のプラモデルの面白いところで、さらに安く手に入ったら格別に嬉しいです。

使える部品だけを使って修復していきます。

dynabook T45の調査

さて、部品取りに調達したdynabook T45もdynabook T65とほぼ同じボディで部品類もほぼ同じものを使っていることが分かりました。

届いたジャンク品はヒンジがかなり破損していました。

ボディはほぼ新品に近く、綺麗ですが、ヒンジ部のベゼルなどの破損が激しい為、液晶の開け閉めができません。

前回のT65のジャンクも同様ヒンジ部のプラスチック部が破損していましたし、ヤフオクのジャンクを調べてもほぼヒンジのダメージが多いです。

ですから、このTシリーズはヒンジ部の開閉に何らかの問題があると思います。

T45を分解

dynabook T45も中の構造はdynabook T65と全く同じです。

<難易度高>東芝 dynabook T45 T55 T65 T75 T85 同型機種 分解キーボード交換

送られてきたものにメモリとHDDが付いていませんでしたので、T65のものを付けて起動すると、正常に起動できます。

「通電しない」?と言うのは何だったのでしょうか(笑)

恐らく、中古業者だったので、パソコンの知識がない方が、メモリなしで起動したからでしょう。

ばっちりマザーボードも生きていますが、メモリスロットの一方が破損していました。

その他の部品は新品同様です。

部品説明

ちなみに部品を比較すると

ドライブはdynabook T65がUJ272(G8CC00062Z20)dynabook T45はSU-208(G8CC00067Z20)です

CPUの冷却ファンはほぼ同じでDC5V 0.5Aです。T65も同じ容量になります。

モデル型番:FOXCONN BLX-IMR NFB80A05H FSFA11M DC5V 0.50A O043A3A2

液晶ディスプレイも同じでLG電子のLP156WHB(TL)(A1)です。

ヒンジや他のデバイスも同じみたいです。

あとでdynabook T65に使うので、下記のように部品に分け保管しておきます。

早速、使えるdynabook T65に使える部品を確認して、移植してみます。

では、また!

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