dynabookに海賊版、模倣品があるか?外観では判断できないネット時代

ネット犯罪関連
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ノートPCの海賊版

2023年2月よりdynabookサービスステーションのサービスは終了しております。

ノートパソコンに海賊版、模倣品があるか?

と考えた場合どうだろうか?

ソフトウェアでは海賊版が社会問題にもなっていますが、なぜ?パソコンは海賊版が問題にすらならないないのか?

<海賊版の定義>
組織だった手法で大量に偽物を作り、市場で荒稼ぎするもの

そう考えると、一昔前のパソコンは高額商品で高く売れていましたが、近年は値引き合戦になり海賊版を作るメリットすらないです

マイクロソフトオフィスや基本ソフトウェアのwindowsなどの海賊版はコピーを主体として安いコストで本物そっくりの偽物を作ることができるため、組織犯罪としてのメリットがあります。

ソフトの場合、ネットで大量に売ればそれなりの利益になりますよね。

しかし、パソコンのような精密機器はコピー商品に見合うだけのリターンがありません。

ロレックスなど高額品の海賊版を作った方がまだ儲かるという訳です(笑)

従って、一般に言われている大量に出回る海賊版はパソコン市場に存在しないのです。

しかし、パソコンの場合、「偽物」は作ることができます。

類似品が多い世の中

さて、模倣品ビジネスで問題が発生したのは1999年にあった旧SOTECのE-oneがApple社のimacと似ているということで訴訟があったことだと思います。

imac

当時、imacに特許権がなった為、米アップル社側は類似品による消費者の混乱を防止する「不正競争防止法」を根拠に提訴しました。

最終的にはデザイン変更と販売差し止めの仮処分でSOTEC側が全面敗訴したのです。

当時のSOTECの社長は「まさかアップルが訴えるとは思わなかった」というコメントを残していたのが印象的でしたね。

模倣品はデザインが類似すると言うだけで商品そのものには問題がない場合が多いですが、このソーテック事件もe-one本体はwindowsパソコンだったので、単に似ているだけで、商品は全くの別物ですから、社長の「まさか、訴えられるととは思わなかった」というのは解るとような気がします。

現在のパソコンビジネスではどんなに類似していても、それを訴えるという概念がありません。

現にこのブログでも記事にしていますが、Macbook Air とdynabook KIRA を考えた時はそれに当てはまると思います。

見た目は同じで、詳しくない人は並べなければ分からないと思います。

macbook

https://dynabook.biz/compare/2161/

昔に比べ、今はデザインも多様化し、いちいち類似品などと騒いでいるというのも変なもので、パソコンのデザインはある程度類似したものになってしまったというのが時代の流れなのでしょう

世の中にはパソコンだけではなく、車でもデザインが類似したものは沢山あります。

honda

昔のように「ものが無い時代」に比べて、今はものが溢れています。

ですから、選ぶ側が意識して選ばなければいけない時代になったというのが答えではないでしょうか?

パソコンの偽仕様(俗に言う海賊版)

海賊版ビジネス(メーカーロゴまで同じ)で作られたパソコンは現在、国内には存在しないです。

近年最も多いのが海賊版windowsを搭載してヤフオクなどのフリマで販売する業者などがあることです。

OS無しのパソコンを仕入、コピーwindowsをインストールしたのち、正規品と偽って販売することです。

オフィスも同じです。

正規品ではないものをインストール済みで販売し、期限が切れたら使えないというものです。

winodws7_1

流石にこれは詳しい人でないと分かりません。

東芝で言えば、同型機種のスペックが低い基板を高いボディに入れ替えてフリマで売っている人です。

意外にびっくりいます。

ただ、それは組織ビジネスとしてではなく、単なる偶然にしかすぎません。

たまたま組合せ的に可能な仕様なので、そうなったと言うだけのことですし、売っている本人も知らないのかもしれません。

t552_1

パソコンの偽物となれば、良く聞くのがインテルのシールの貼り直しパソコンです。。

手っ取り早く騙すのは素人向けに低い機種のスペックを高く見せるようなことがあります。

これは中古パソコン市場に多いのですね。

基本的にシールの貼り直しは簡単にでき、それを見ても詳しくない人であれば、何のことか分かりません。

型番を調べても仕様は高スペックのものです。

これは意図的なのか?たまたま市場に流通しているのか?分かりませんが、ほとんどが販売している業者も騙されていると思います。

corei7

ci5

windows10のパソコンっぽく、最新モデルの中古のような感じで売っていますが、実は一世代前の古いパソコンをリデザインしただけのものだったりします。

個人出品のサイト(フリマ、ヤフオクなど)などはこのような売り方にチェックが入りません。

最新版中古!」などで市場より高く売っている業者も沢山あります。

ここはグレーゾーンなのでしょうが、明らかに知ってやったか?知らずにやったか?で大きく変わると思います。

でも、こういう犯罪は問題になりませんからフリマ市場は怖い場所と思いますよ。

そう考えると、「偽物」というマシンが中古市場で売買されていても全くおかしくありません。

dynabookの確認方法

dynabookの場合はマザーボードの情報をそのまま表示する「dynabookサービスステーション」がありますので、それで確認すれば、直ぐに分かります。

旧東芝製

バージョンで変わってきますので、詳細はサポセンなどで聞いてください。

windows7の場合

プログラムの中に「TOSHIBA」→「サポート&リカバリー」の中に「PC診断ツール」があります。

kaizoku_win7_1

下記のような情報で自分が買ったものか?を確認することをお勧めします。

kaizoku_win7_2

windows8/8.1の場合

プログラムの中に「TOSHIBA」→「PC診断ツール」があります。

kaizoku_win8_2

下記のような情報で自分が買ったものか?を確認することをお勧めします。

kaizoku_win8_1

windows10の場合

プログラムの中に「TOSHIBA」→「PC診断ツール」があります。

kaizoku_win10_1

下記のような情報で自分が買ったものか?を確認することをお勧めします。

kaizoku_win10_2

比較的新しいモデル

新型ではdynabookサービスステーションなどの診断ツールが標準装備されていますので、これが入って無い場合、お店に聞いてみたら良いかもしれませんね。

購入する時は安いからと言って誰でも売れる場所で買わないことです。

正規の販売店や大手量販店が少し高くても安心だと思いますよ。

以上

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