dynabook R63シリーズ
SSDを標準搭載したdynabook R634およびR63シリーズですが、見た目と中身はやや違っています。
細かいところに改良があり、セルフリペアではそこを押さえておきたいものです。
SSD容量の違い
初代dynabook R634の大半がmSATAのSSD128GBを搭載していますが、後継のR63シリーズでは256GBモデルもリリースされました。
dynabook R63/PのSSD256GBモデルとその後継のdynabook R63/Dの256GBを比べてみると大きな違いがありました。
R63/PのSSDタイプ
下記がdynabook R63/PのSSD256GBモデルです。
このSSDはmSATAタイプになります。
当時この規格は小型軽量で非常に注目されていましたが、テクノロジーの進化は早いもので、既にあまり見かけない代物になりました。
R63/DのSSDタイプ
dynabook R63/Pの後継はR63/Bになりますが、ここではR63/Dの256GBモデルを開いてみます。
すると同じ256GBモデルでも、こちらはM.2タイプのものです。
ボディの形状を変えずに斜めに設置しているところが面白いです。
コストなどを考えるとこの2280タイプのM.2 SSDを使った方が良いという設計者の判断だったのでしょう。
ちなみにSSDのM.2タイプを簡単に纏めたページがあります。
SSDを知る!dynabook SSD換装 M.2 規格のSSDを少し勉強してみた
https://dynabook.biz/compare/19782/
メンテナンス性はどうか?
メンテナンス性としてはM.2のタイプの方が良いです。
つまり、新しいタイプのR63ですね。
M.2タイプであれば、市販で売られているSSDも256GB以上であれば、500GBで約8千円、1TBでも1万5千円程度で入手できると思います。
ただ、旧タイプのR63シリーズはmSATAタイプですので、500GBレベルが市場にあまりないのと、TBレベルがないです。
そう考えるとメンテナンス性は後継モデルの方が良いみたいですね。
中古購入の場合は知っていく方が良いです。
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