紛らわしい機種
dynabookには下記のようモデル(型番)があります。
私もちょっと混乱したくらいですので、一般の方は何が何だか?わからないと思いますよ。
このネーミングの付け方って良いのでしょうかね?
1,dynabook B2/U(P1B2UYDB)2021年12月 windows11 home
2,dynabook B2/L(P1B2LSEB)2019年10月 windows10 home
実はこの2つの機種は全く違います。
並べると型番の違いが分かりますが、普通に聞けばdynabook B2の機種ですので、同じものになると思います。
年数離れていればよいですが、リリース時期がそこそこ近いから間違えるんでしょうね。
dynabook B2/U(P1B2UYDB)
ご覧のように一方のdynabook B2 は2021年12月にリリースされた量販店モデルの機種です。
B3シリーズも存在します。
スペックは低めで価格重視のモデルですが、デザインはそこそこ良いです。
おまけに廉価版なのですが、M.2のSSD搭載ですので、Celeron機ですが、そこそこ使えます。
お遊び機種であれば充分でしょう。
キーボードの中に電源ボタンが付いている今風のモデルです。
ナビゲーションパッド(マウスパッド)が比較的大きな設計で全体的に凹凸が無いため、スタイリッシュなコンシューマデザインに仕上がっています。
dynabook B2/L(P1B2LSEB)
それに比べこのモデルは2019年10月にリリースされたこれも量販店モデルの廉価版機種です。
同様スペックは低めで価格重視の機種だと思います。
その為、Celeron、HDDモデルです。
dynabook B55 をベースとしたCeleron、HDDモデルですからとにかく「遅い」です。
ただ、windows10 Homeですから自分でSSDに換装すればそこそこ使えますから安く販売されていればお買い得と思います。
メンテンナンス性が良く比較的丈夫な機種です。
こまめに手入れすれば10年くらいは使えます。
参考
https://dynabook.com/c/catalog/dbi-178.pdf
この2つのモデルは内部部品など、1つも同じ互換部品ありません。
従来、電源アダプターは互換ありましたが、電源アダプターすら全く違います。
穴すら入りません。
何一つ継承されていないにも関わらず、紛らわしいネーミングなんでしょうね(笑)
銘版シール
最近の銘版シールもちょっと分かり難いですね。
このdynabook B2(P1B2UYDB)も私は「dynabook B2/U」と呼んでいますが、銘版にそんなモデルどこにも書いてありません。
銘版見ればdynabook P1-B2UY-DB と書いてありますので、この機種は何ですか?と聞かれれば、知らない方なら「dynabook P1-B2UY-DB」と答えるしかないです。
昔のようにdynabook B65/G などモデルが明記されていないのです。
これは何のモデルなんだ?と考えてしまいますよね。
しかし、ググるとヤマダ電機のサイトにdynabook B2/Uと書いてあります。
昔のモデルの銘版はdynabook B55/D など、モデル名が書いてあって営業型番が書いてありました。分かり易かったですけどねェ~。
紛らわしい機種が多いからこそ分かり易くキチンと銘版に書いて欲しいものです。
ただ、こういうことはdynabookに限らずどのメーカーも同じでHPなどはもっと分かり難いです。
つまり顧客のことはあまり考えておらず、内部が解ればそれで良しという大企業ならでは体質だと思いますね。
損保ジャパン問題も何がいけないか?
顧客がビックモーターになっているからです。
あなたのお客様はいったい誰?
顧客目線を忘れた企業の行く末はご存じの通り衰退ですから、そこをいかに早く改善できるか?
これがコロナ後に生き残る企業なのだと思いますよ。