何気なく倉庫を見ていたら、昔のカタログが目に入りました。
ついつい懐かしくなってし、見入ってしまったのです。
内容を見ていると何となくタイムトリップした感じですかね。あの感動したワンシーンがフラッシュバックしてきました(笑)
東芝AVパソコン
BREZZA(ブレッツァ)
1997年に遡ってみると懐かしいマシンたちが沢山ありましたので、紹介します。
中でも「東芝ブレッツア(BREZZA)」は懐かしいです。
当時、最先端を走っていた東芝のAVパソコンで、まだまだ他社からリリースされていませんでした。
今ではTVパソコンは当たり前のような感じがしますが、AVパソコンの元祖は東芝と言っても過言ではありません。
しかも、IBM顔負けの「真っ黒ボディー」
スタイリッシュなデザインコンセプト。。でクオリティ高かったです。
さらには当時では珍しい、ウインドウの中でテレビが観られ、FMラジオも楽しめるという優れものでした。
東芝はすばらしかったですね。
ビジョンコネクト
追随して、「東芝ビジョンコネクト(VISION CONNECT)」?。
これはあまり売れなかったと聞いていますが、SONYのWEBTVと同じようなコンセプトでリリースされたんです。
テレビにつなげるパソコンです。
今ではNECさんや富士通さんなんかが主流ですが、東芝が先に発売していたんです。
でも売れなかった。
売り方だと思います。
カタログを良く見てみると、なんと 「ワっ!ワっ!ワイヤレスキーボード」です。
今では当たり前のデバイスですが、当時では非常に珍しいものでした。
時代も変わったものです。これを1997年にリリースしていたのだからすばらしいと思いますよ。
この時代から、いろいろなパソコンがリリースされるようになりました。
皆さん覚えていますか?ダイナブックとデスクトップが融合してできた商品・・・・
そうです、ダイナトップ(Dynatop)これも面白い商品でした。
ダイナブックではなくダイナトップ。。。当時リリースされたときは「ふざけてんじゃないの?」と話題になりました。
これが意外とインテリアにマッチして、美容室など店内のインテリアなどで使われました。
今ではデザインPCとしてはマックが優勢ですが、当時、マックと比べても劣らないぐらいのデザインPCでした。
ダイナトップは近未来型のデスクトップパソコンということで一目置かれていたのですが、なぜか後が続かないのが東芝さんの弱いところなんですね。
その後の進化がありませんでした。
それとは別にアップル社は次々とコンセプトパソコンをリリースして市場を独占したということです。
Windows機ではNECのシンプレムなどの後続マシンにどんどん抜かれていきました。
やっぱり、そこはあまり市場動向も考えながら、デザイン性に富んだ、故障率の低い、信頼性あるパソコンを作って欲しいです。
その他、発表年月別製品一覧がありますので、それを参考にしてください。
https://dynabook.biz/tag/catalog/