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シリーズ!中小企業のデータ管理編 その2 単純なデータ管理の考え方

      2017/01/14

Windows Storage Server 2012 R2 Workgroup導入

wss_1

 

前章で積算した、比較的安価なサーバーであるwindows storage serverを使い信頼性ある、データ管理を紹介します。

前回もお話しした通り、ボックスNASはどうしても壊れやすいし、盗難という概念から言うと簡単に持って行かれ易いです。

だから私はサーバー型の重厚感あるものを選んで欲しいと思います。。

前回の「その1」で私の考え方は説明しましたが、今回の「その2」ではそれを具体化していきます。

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サーバーの導入

一般的にWindows Strage ServerのOS単体で購入できません。(指定取扱店のみ:エンベデットライセンス契約)

そのライセンスを持っている業者であれば販売できますが、購入する場合は少し注意が必要になります。

リカバリーメディア(再インストールメディア)は必ず添付しているものを購入して欲しいです。

コストを落とす為、リカバリーメディアなしで購入した場合、初期化ができなくなってしまうからです。

市販のバックアップソフトでイメージ化すれば良いですが、またお金もかかってしまいます。

少し手出しが合ってもリカバリーメディアだけ付属してもらってください。

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サーバー販売店から購入すると、初期設定もしてもらえるのでRAIDの設定なども済ませて購入しては如何でしょうか?

では、今回は初期設定してあるということでデータのバックアップの仕組みを作っていきます。

今回はタスクマネージャーにDiskMirroringTool(64bit版フリーソフト)をタスクでスケジュールして昼休みの12:00にバックアップを動かすという簡単なものです。

単純にサーバーのフォルダを外部のHDDにコピーするという単純なものです。

簡易的な2重化を行っています。

DiskMirroringToolには正式なサーバー版が無いのですが、windows serverでの実績が長いため全く問題ありません。

しかも、Unicodeに対応している為、コピー漏れというのが少ないです。

DiskMirroringTool(64bit版フリーソフト)

バックアップ手順

図のようにネットワーク上のクライアントが使うデータが①のサーバーにある場合、①のフォルダを②のバックアップ用HDDに毎日バックアップします。

まず、DiskMirroringTool(64bit版)を上記サイトからダウンロードしてください。

このツールは単純にファイルやフォルダをコピーするだけはなく、コピー元とコピー先のデータの整合性を取り、完全に2重化してくれる優れもです。

サーバーから不要なデータを削除するとコピー先もバックアップ時に削除(ミラーリング)してくれるというものです。

DiskMirroringTool(64bit版)

適当なフォルダーにダウンロードしたら解凍し、exeファイルを起動します。

↓「追加」を指定して、新しいプロジェクトを開きます。マスター側(コピー元)とバックアップ側のフォルダーを指定します。

disk_1

↓この個所にチェックするとコピー元(マスター)とコピー先(バックアップ)のデータの整合性を取ってくれます(ミラーリング)

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↓コピーの時に除外できるものなどを設定できます。今回は何も設定しません。

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↓バックアップ終了後にログが見られるように設定しておきましょう

disk_4

設定はこれで終わりです。

タスクスケジューラーを使う

windows serverのタスクスケジューラーでDiskMirroringToolを時間指定で動かす仕組みを作ります。

↓まずコンピュータの管理を起動します。

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↓タスクスケジューラーを右クリックして、タスクの作成を選びます。

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↓名前を「定期バックアップ」とします。

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↓トリガーの新規作成で時間を決めます。

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↓「毎日」にチェックを入れ、開始(S)に時間を入れてください。(例)00:00になど、好きな時間を設定します。その他は何もしません。

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↓「操作」でスケジュールで動かすプログラムを指定します。「新規」を押してください。

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↓①は先ほど解凍したDiskMirroringTool,exeまで辿ってそれを設定してください。これだけではソフトが立ち上がるだけですので②で引数 -auto -icon と入れてください。

タスクの開始はアイコン(-icon)になりますので、画面で起動したのが確認したい場合は-iconを外して-autoだけにしてください。

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↓「条件」は特に何もしません。

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↓「設定」もデフォルト値を使います。

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↓設定した時間に毎日バックアップが動きます。間違ってパソコンをシャットダウンしたりしても次の起動でタスクにエラーが出たますが、何もしなくても自動的にその時間になったら動き出します。

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サーバー側に新たなファイルが無ければバックアップのタスクはものの数分で完了します。

仮に新しいデータが1GBだったとしても約2分でコピーが完了します。(転送速度に依存します)

どんなにデータが多くても初回だけコピー(NAS側)に時間を要するだけで、それ以降はDiskMirroringToolが増えたファイルだけをコピー先へ送るだけです。

そんなにコピー時間も要しません。

社員が使わない夜中にバックアップアップしても良いし、昼休みにしても良いと思います。

毎日1GB程度ファイルやフォルダが増えてもコピー時間は約2分で終わるという計算になります。

そう考えると、最低でもこの仕組みだけは作っておいて欲しいです。

毎晩電源をシャットダウンして帰るという運用の会社であれば、朝起動してからバックアップが動くようにしても良いです。

とにかく、RAIDなどの技術とは別に運用上データを2重化(データミラーリング)して、どちらかのHDD(サーバ、Box nas)が壊れてもどちらかが動くというデータ管理をしておくと便利ですし、運用コストも抑えられるというものです。

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