プロダクトキーからアカウントを推測する
デスクの引き出しからMicrosoft Office Home & BusinessのPIPC版(プレインストール版)が見付かりました。
ご存じの通り、バージョンが2013以降から製品版については必ずインストール時にマイクロソフトアカウントが必要になります。
そこでマイクロソフトのサポートに電話していろいろ調べました。
※2019年4月にこれを実施しましたが、類推できるアドレスを照会してくれませんでした。
インストールの考え方
2013年版オフィスには2種類あります。
1つは今回のようなPIPC版(左)と言って同梱物(プレインストール版)の場合のオフィスと製品パッケージ版(右)のオフィスの2種類です。
今回言っているのは右の製品版のことです。
※マイクロソフトアカウントを忘れた場合の対処方法
2021/4 更新 Microsoft Office 2013 2016 2019の再インストール マイクロソフトアカウントを全て忘れた場合最近のオフィスはインストールや修復が面倒なソフトと思います。 充分理解していないとドツボにはまりますので、要注意でしょう。 オフィスのインストール方法 まずは自分のオフィス製品の種類がどれだか?知ってください。 オフィス続きを読む
探し方
上記から考えるとPIPC版(プレインストール版)はアカウントを探さなくても、とりあえずインストールする為だけのアカウントがあれば再インストール可能です。
製品版はインストールしたマイクロソフトアカウントを覚えていない場合は必ず思い出さなければなりません。
これが必ずなんです
手順
まず、インストールした時のメールアドレスを探さなければなりませんので、現在使えるアドレス(フリーでも何でも可、携帯不可)を準備してください。
メールアドレスを探す
下記にアクセスください。
office.com/setup
「新しいアカウントを作成」を選びます。
使えるメールアドレスとパスワード(新規)を入力してください。
入力したメールアドレスにコードを送信します。
本人確認のプロセスです。下記のメッセージに合わせて進んでください。
下記も同様です。
プロダクトキー入力画面になります。
ここにお手元の製品版プロダクトキーを入れてください。
インストールしようとするそのプロダクトキーに紐付いているマイクロソフトアカウントが間違っていれば、下記のようにメールアドレスが類推できるようなガイダンスがあります。
これでインストールしたメールアドレスを特定してください。
ご自身のメールアドレスですので、類推はできると思います。
もし、既に廃棄したアドレスやメールで読むことができないアドレスであれば、現在インターネットシステムからの変更や削除は絶対にできません。
以下説明します。
既にないメールアドレスだった場合
これが結構面倒です。
オフィスパッケージが手元に合っても、マイクロソフト社はそれだけでは所有者と判断しません。
その製品を購入した証明書が必要になります。
いつ、どこで、購入したか?が証明できれば、そのパッケージがご自身のものと判断できますが、マイクロソフト側としては製品パッケージがあっても「盗難品」扱いを前提に考えます(2017年7月現在)
もし、それが盗難品であればいくらパッケージが手元にあっても、簡単にインターネットでメールアドレスを変更できたらおかしいという発想です。
やはり、インストールした際のメールアドレスを確認できる人が100%所有者になるので、それが確認できないということは第三者と考えるのが自然と思います。
購入した証明書等がどうしても無い場合は再インストールすることは現段階では極めて難しいです。
マイクロソフト製品は必ず購入した時の証明書(領収書、納品書)を持っておかれることをお勧めします。
念のためサポートセンターに聞いてください。
電話番号: 0120-54-2244(「1」を選んでオフィスへ)
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