現在無料版ではOSの移行(HDD/SSD)ができないようになっていました。
機能は下記ページの下の方にあります。
モバイルPCをSSD化
最近のモバイルパソコンのHDDモデルは何となく遅くなったようい思います。
ハードディスク壊れてるのかな?と思うくらい起動が遅いです。
私が思っているのがdynabook R73シリーズなのですが、中でもR73/D、R73/Uあたりが何となく怪しいです。
これは恐らくwindows10のテクノロジーにHDDの読み書きが追い付いていないことなのでしょう。
メモリを増設するという方法もありますが、これはあまり効果がないように思っています。
そこでSSDを考えます。
動作を速くする方法
手っ取り早いことはメモリーの増設です。
裏カバーを外してモジュールを組み込むだけですから意外と簡単です。
ただ、これでは根本の解決にはなりません。
最大のポイント
データのアクセス速度を速めるにはハードディスクをSSDに換装する方法が一番良いです。
一からの換装ではなく、現状のHDDをそのまま移行するという方法が簡単です。
つまりクローンを作り、そっくりそのまま入替ということになります。
今回、使うツールはMiniTool Partition Wizard無料版!です。
実際はパーティションをコピーして、クローンを作るだけですから、無料版で充分だと思っています。
そのあとは拡張版のメリットを考えて、有償版に切り替えれば良いです。
こういうツールは1つ持っておいた方が良いですよね
コピー先のSSDを設定
先ずは既存のマシンからSSDのクローンを作ります。
今回は軽量化にも拘るので、M.2用のアダプターを用意します。
これが重さ29gです。
ちなみに標準のユニットは12gでした。
M.2のSSDを装着します。500GB
同梱のねじで固定します。
カバーを被せます
SATAのUSBアダプターでHDDモデルのdynabook R73/Uに装着します。

dynabook R73/Uの中でUSBで認識していることを確認してください。
ソフトをインストール
MiniTool Partition Wizard無料版をダウンロードします。
ダウンロード先
https://www.partitionwizard.jp/free-partition-manager.html
ダウンロードボタンを押すと下記がでます
下記のように「名前を付けて保存(A)」を選びます。
保存してください。
「実行」ボタンを押すとインストールが始まります。
インストール先は下記で良いので、「次へ」で進んでください。
セキュリティソフトが入っている人は競合する場合があるので、下記の「チェック」を外してください。
インストール開始します。
インストールが終わると有償タイプのアナウンスがでますので、興味があれば中身を見てください。
メニュー画面がでます。
「OS移行」を選びます。
するとメイン画面がでます。
HDD→SSD移植
ここからが移植の始まりです。
気合入れてやりましょう。バージョンは11.4です。
ちょっと日本語の解釈に戸惑うかもしれませんが、赤マークを選んでください。
※B.私はオペレーティングシステムを別のハードディスクに移行しようと思います。元のハードディスクをそのままにPCを保持します。
これはつまり、既設のHDDのハードディスクの中身を別のハードディスクにコピーして、元のハードディスクはそのまま保管しておきます。
次にコピー先(USBに繋がったSSD)を選びます。
無い場合は付けなおしてやり直してください。
あればそれを選びます。
ディスク全てのデータが破棄されます!と警告がでますが、「はい」で進んでください。
赤矢印の「2.パーティションをサイズ変更せずにコピーする」を選びます。
完了で抜けてください。
イメージがでますので、「左上:適用」を押せば移植がスタートします。
確認メッセージがでます。
コピーが始まります。
Cドライブが起動し、OSが立ち上がっているのでコピーできません。「今すぐ再起動」を押し、DOSの状態でコピーを続けます。
再起動すると下記のような画面になります。
ここにパーセンテージがでます。相手がSSDですので、早いです。
終われば、そのままwindows10が起動します。
USBから内臓へ
次に、クローンを作ったSSDをUSBから取り外し、dynabook R73のHDDと交換し、内臓します。
スイッチを押すと立ち上がります。
そして、正常に立ち上がったwindows10を何回か、再起動して、良いくらいに起動時間を計測しました。
なんと!20秒で起動です。
HDDリカバリーはどうなったか?

ここが最大ポイントなんですけどねェ~
クローン生成ツールでdynabookが唯一成功しないことがHDDリカバリーエリアのコピーです。
これができるか?

やっぱりだめかぁ~
やはり、できませんでした。残念!。。
これができれば完璧ですが、上手く行かないものです。
やはり、東芝の場合、HDDのMBR情報はOSレベルでは取れませんので、成功はしないと思っていましたが、やはりだめでした。

これができるソフトがあればいいんですけどねェ~
以上