タッチパネルが必要か?
タブレットやデチャッタブル式ノートパソコン(脱着型)の機種を除き、極々一般的なノートパソコンというカテゴリーの機種を対象に「本当にノートパソコンにタッチパネルは必要なのか?」を考えてみました。
タッチパネル式ノート
ここでは下記のような普通のノートPCのタッチパネルモデルで考えています。
昨年、dynabook GCX83/PWE(A69EG7P16LW1:2021年モデル)購入しましたので、先ずはそのタッチパネル搭載機種のdynabook GCX83/PWEという機種の紹介しておきます。
細かな仕様は下記で確認ください。
この機種はスタンダードなモバイルPCなのですが、上位機種であるためタッチパネルを標準搭載しています。
元々は文教モデルなのですが、意図的に購入して、現金化する学生がいるため、一部流通しています。それを安く購入したまでです。
CPUも第11世代Intel Corei5プロセッサーを積んでいるそこそこの馬力ある機種ですが、そこそこ安かったです。(9万円弱:オフィス無し)
さて、本題に戻りますが、必要な点は以下2点と考えています。
1,打合せのツール
ほとんどが仕事で使っているので、私にとってはタッチバネルが必ず必要です。
これはお客様のところで資料を使って説明したり、ソフトのデモをしたりする場合は従来型のノートパソコンを使うと非常に不便です。
お客様が実際に操作するときは対面でマウス無しの操作が可能だからです。
特にこのGCX83の優れたところは対面でフラットにできるタッチパネルPCだからです。
これは非常に重宝します。
2,デジタルイラスト作成
私の友人はタッチペンで絵やイラストを描いています。
タブレットでは機器そのもののスペック(CPUなど)が貧弱過ぎ、デスクトップでは場所を取るという人が高スペックのノートパソコンにその機能(タッチパネル)を求めています
特にテレワークなどで外出先やリモートエリアでの仕事を余儀なくされていますので、より柔軟性があり、より軽いノートPCが好まれています。
一般的に上記のようなニーズの場合、ワコム社などのペンタブレットデバイスをノートパソコンなどに増設しますが、離れたパットを操作しながら画面を見るのが意外と熟練が必要です。
紙の上に描くような感じで描けることをタッチパネルとデジタイザーペンが可能にしてくれます。
昔はマウスを上手く使って描いていたらしいのですが、今は細かい部分はこのようなデジタイザー(タッチペン)の方が柔軟性があるみたいですね。
テクノロジーも進みましたが、顧客のニーズがより細かくなっている模様です。
下記はデスクトップタイプですので、本格的な仕事ではこれに依存しているようです。
参照動画
基本はこの動画のようにタッチペンを使ってグラフィカルに作業できることが良いのだと思います。
そこにはスペックが高く、おまけにリーズナブルな価格!必要なのですので、ノートPCが持ってこいと思います。
3,福祉の分野
それと手が不自由な方には私たちの当たり前のマウスの操作が難しいと思います。
それに比べタッチパネルは簡単な操作でアイコンタッチができるので、手が不自由な方はタッチペンを口に加えたり、手に縛り付けたりすることで操作が可能です。
そう考えると、ノートパソコンの付加機能としてはタッチパネルがあった方が良いです。
タブレットではダメか?
タブレットは手に障害が無い方が前提で作られていますし、何より画面が小さいです。
そう考えると、据置型のノートパソコンはデスクトップパソコンより利便性も良く、重宝すると思います。
障害がある方でもちょっと持ち出して使うなど、ちょっとした用途でも非常に便利だと思います。
その他にもタッチパネルを生かせるシーンがあると思います。
恐らく、今後はタブレットやスマートフォンの普及によって、ノートパソコンもビジネスに限定されたものしか生き残っていけないのですが、付加価値を付けることで新たな需要を掘り起こすことも可能と思ってます。