環境移行
同じパソコンなら移行ツールを使えば丸ごと環境移行できるということは知っていると思います。
ただ、windows7やwindows8.1時代は違ったパソコンに環境そのものを丸ごと移行しようと思えばできましたが、一般的には非常に面倒です。
windows10以降は異なるパソコンでも環境丸ごと引っ越しが可能になりました。
今回dynabook AZ45/FGをDELL Vostro 3580 丸ごと移してみます。
移行ツール:MiniTool Partition Wizard
下記がdynabook AZ45/FG です。スペックはwindows 10 Home Core-i3(第8世代)のマシンです。
このマシンをVostro 3580(windows10 Home Core i3 第8世代)のほぼ同等なマシンに乗せ換えます。
SSDはNVMeのM.2 SSDを使います。
下記のようなアダプターに入れ、クローンのSSDを作ります。
USBで接続します。
ドライブは認識しました。
MiniTool Partition Wizardを起動します。
左上に「OSをSSD/HDDに移行」というメニューを選びます。
「B」の「私はオペレーティングシステムを別のハードディスクに移行しようと思います。そして、元のハードディスクをそのままPCに保持します」を選んでください。
行く先のSSDを選びます。
SSDに上書きしますので、内容が消えます。
「2,パーティションサイズを変更せずにコピーする」を選びます。
「GPTディスクから起動するには、BIOSモードをUEFIに変更してください。
「完了」を押して下さい。
「適用」を押してください。
「はい」で進んでください。
クローンを作る処理が始まります。
終わりました。
そしてSSDアダプターからSSDを外します。
そしてdynabook AZ45/FGのクローンSSDをVostro3580に付けます。
こんな感じでSSDスロットにOSが入って、HDDは増設ディスクとして使います。
赤にdynabook AZ45/FGのクローンSSDが入っています。
電源入れますとVostro3580がdynabookUSERとしてdynabook AZ45/FGのOSが起動します。
最初はデバイスエラーですが、アップデートすると直ぐ治ります。
wi-fiも使えます(暗号キーは入れなければならないです)
暗号キー入れれば接続します。
アップデートしてみます。
デバイスエラーは全て解消します。
オフィス
EXCELやWARDなどはデバイスが変わったのでライセンス認証し直ししなければなりません。
私の場合はライセンス制限を超えていましたので、再度認証し直しです。
電話でやると20分くらいかかりますがので面倒ですね。
一般的にはそのままインターネットで認証可能と思います。
その他のソフト
dynabook用のソフトは全て動きません。
当然ですが、dynabookではないからです。
webカメラはOSに依存しますので、windows10であれば問題なく動きます。
インターネットで認証するソフトに関しては再認証で可能と思います。
他にUSBメモリみたいなデバイスを付けて起動する専用ソフトなどはUSBがあれば大丈夫と思います。
これは同OS間での移行ですから、windows10からwindows10へ、windows11からwindows11へになります。
もちろん、HOMEエディションからHOMEエディションです。これがProからHOMEなど異なるエディションであればライセンス認証できませんのでご注意ください。
以上