ある日届いた荷物で学んだこと

日常の出来事
◆記事内に広告を含みます

スポンサーサイト

企業の考え方

時々、こんな風にブログ趣旨とは違った内容でアップしますが、今回の件はちょっと驚いたのでアップします。

結論から言えば企業の劣化だと思っています

それを感じたのは突然事務所に「着払い」の荷物が届いた時でした。

会社であれば何の違和感もないと思いますが、頼んでもいない荷物が届いた場合はどうでしょう。

やっぱりちょっと不気味ですよね。

結論から言えば、今回の件はアマゾンの「返品システム」の不備であり、チェック機能が無いという問題だと思っています。

大企業だからと言って理想のシステムが作れませんからね

起こったこと

それは私の会社に売ってもいないものが返品で送られてきたということです。

アマゾンのお客様が指示された住所に返品商品を送ったみたいなのです。

私の会社へ?

詳しい内容は送り状に書かれている方へ電話して理解したのですが、実際にそんなことあり得るだろうか?

非常に不思議な怪事件でしょう

アマゾンの仕組み

私はアマゾンに出品していないので良く分かりませんが、カスタマーセンターの仮説では海外の出品者が返品場所を私の会社にしたのではないか?

と言うことらしいです。

何のメリットがあるの?と思ってしまいます。

最初は訳わからなかったのですが、カスタマーセンターと話をしてそれが自然な考え方と認識しました。

当然、海外からの出品ですので、海外に返品されたら送料だけで大赤字ですから国内で処理しようと考えますし、海外には着払いで送れないと思います。

仮に着払いで送れたとしても恐らく届かないので商品は送った人に返送され高額な送料が請求されるのでしょう。

トラブル因子ありありですよ。

だったら国内で処理した方が良いということで、海外の方は適当に国内の住所を指定した訳なんでしょうね。

ただ、私の会社の住所がなぜ?返品先になってしまったのか?

これなんです。

対応

こういう場合、お客様重視のアマゾンですから「流石!アマゾン」となるはずと思ったのです。

しかしながら、世の中そう上手くはできていないみたいですし、私はこの時点ではアマゾンからすればお客様では無く単なる関係ない被害者にしか位置づけられていなかったのでしょう。

ですから「こんな対応あるの?」という結末になってしまったということが非常に残念です。

特にアマゾンでしか買い物をしない私にとっては残念です。

しかし、ポジティブに考えれば、今回の件でいろいろ勉強ができたこともありますから良しとします。

アマゾンの回答

残念なことは最初は何が何だか分かりませんのでアマゾンに協力するため、届いた荷物を写真に撮って送ったり、荷物を返送したりと通常業務とは別に頑張ってやったのですが、そこがアマゾンさんには伝わらなかったことですよね。

アマゾンのプライム会員も最初から入会していましたが、残念です(笑)

「写真は出品者特定で調査しますのでご協力ありがとうございました。」

「今回の件は報告はしません。こっちで処理するから許してください」

「間違って届いた荷物は指定の場所に着払いで送ってください」

「着払い分の送料はアマゾンビジネスの請求金額から差し引くので宜しくお願いします」

ざっくり言えばこの4つの内容がメールされただけ。。(泣)

私は企業間の問題ですからてっきり再発防止策とかをメールでもらえると思っていました。

せめて、なぜ?このようなことが起こったか?ぐらいは説明はあると思っていましたけど、全くなしです。

これが外資系企業なのでしょうね。

所感

大企業こそ、個々の顧客に対しては対応悪いです。

集団の原理ではないですが、これが集団になったり、マスコミが取り上げたりするととたんに手のひら返しで態度を変えます。

これが今のSNSの時代なのでしょうね。

あまり良い風潮とは思いません。

これはお客に格差を付けているということですのでサービス企業として失格と思っています。

ただ、今回の件で私が学んだことはこれではなく、デジタル社会の盲点というものです

デジタルになった情報はいろいろな箇所で使われますし、形を変えて人々をトラブルに巻き込んでくるのです。

住所、写真、ID、そしてアカウントです。

荷物の住所から推測すると、これはヤフオクの出品者へ提示した送り先の住所です(書き方に見覚えがあり、コピペして使ったみたいです)

つまり、ヤフオク出品者とアマゾン出品者が同じでその出品者が私の会社の住所を利用したということでしょう。

全ての点が線になりました。

ですから、フリマなどで使った住所情報がどう活用されるか?

ここなんです。

今回は法人住所ですので、公開情報ですから特に問題が無いですが、これが個人情報だったらどうするか?

個人間取引などのフリマサイトが活用されていますが、これは非常に怖いことなのです。

最近は円安ですからebayなども日本市場を狙っていますので、海外に個人情報が垂れ流しなのです。

ヤフオクも匿名配達など、独自のシステムで防止していますが、海外出品者にはこの匿名配送ができませんから防げないでしょう。

ヤマトグローバル便なども徐々に対応すると思いますが、これにも限界があります。

ですから、ヤフオクやアマゾンの海外出品には個人情報は教えたらダメということになると思いますよ。

結構ヤフオクは海外出品者多いですからね。

以上

スポンサーサイト

タイトルとURLをコピーしました