東芝ノートパソコンの同型機種や姉妹機種を知れば互換部品が分かり、自分のメンテナンスの幅が広がると思います。
例えば、昔で言うとdynabook TXWとTX/66は16インチと15.4インチの姉妹機ですが、一部のメンテナンス部品は共通で利用できます。
その他、TX6系がSatelliteT30も同型機種なので、同部品を使っているなど、互換部品が沢山あります。
それを知らないと自分の機種の部品探しに大変苦労します。
最悪は高い部品を買わされたり、最終的には部品が見付からず修理断念?になる可能性もあります。
愛着を持って自分のマシンをメンテナンスするには互換部品というのは非常に重要なことと思います。
そんな中、皆さんも最近東芝のノートPCを見ていて「これ同じやん!」と思う機種や、何となく似ている機種が増えたことにお気づきだと思います。
パソコン市場が低迷する中、メーカーは生産コストを抑える為に共通部品を使うケースが増えています。
日本市場そのものがラインの効率化で昔の多品種小ロットから、少品種小ロット化に徐々にシフトしていると言っても過言ではないと思います。
だからこそ、そのメーカーマジックを解読すれば欲しい部品が探し易くなると言う訳です。
Satellite B35 同型
まず、今回はSatellite B35 を考えてみます。
私が以前からしている同型機種探しは意外と難しいです。
同じモデルでも型番が違えば全く違います。例えば、T85などがそういう機種です。
これはリリース時期や東芝の都合によって異なります。
安易に機種のモデルだけで部品を特定したり、買ったりすると痛い目に逢いますので充分注意してください。
例:dynabook T85の違い
dynabook T85/NBやT85/PWなどとdynabook T85/Aは全く別物で部品が違います。
同じdynabook T85ですが、ボディーは全く違ったものですから、注意が必要です。
それが先程でてきた、dynabook T85/A PT85ABP-BJA2です。
dynabook T85/A
筐体(ボディ)はSatellite B35系と同型になります。
モデルはdynabook T85/AG T85/ABの2種類です。
比較してみました。
2016年冬モデル
右側面部
ビジネスモデルにはプロジェクタ出力や様々な用途でRGBの出力ポートが搭載されていますが、コンシューマモデルにはありません。
左側面部
SatelliteB35マザーボード画像
もちろん、キーボード部は違いますが、ほとんど作りは同じです。
冷却ファンやメモリ、ドライブなどは同様の部品を使っていると思います。
その他、Tシリーズ姉妹機種にも同様なボディがあります。
詳細は下記に編集中ですので、参考にしてください。