働き方改革
昨日はシャープグループの法人向け展示会の誘いがあったので、Microsoft Teamsのセミナーを受けてきました。
このTeamsのセミナーはシャープの展示会でdynabook社が協賛で行ったものです。
東芝のDNAを持つdynabook社が得意とするソリューションセミナーと言っても良いでしょう。
このTeamsは「今が旬」と言うか?いろいろなベンダーさんが「働き方改革」にのっけて各地でセミナーをやっています。
とにかく「今やらないでいつやるの?」と言われるぐらい旬なのです。
感想
結論から言えば、このTeamsは昔のグループウェアの拡張版でマイクロソフトのプラットフォームを利用したワンストップビジネスツールとでも言えばいいかもしれません。
つまり、1つの窓口でいろいろな業務が展開できるものです。
ワード、エクセルはもちろんのこと、TV会議、スケジュール、オンラインチャット、さらにBotと言われるコンシェルジュが自動でいろいろアドバイスしてくれるなど、便利な機能が沢山あります。
ただ、この手のツールは皆が同じスキルレベルが前提になり、使いこなせないと余計に業務効率を低下させる結果になります。
ですから、導入には慎重な判断が必要と思っています。
やはりツールは便利と思って使いこなさなければ「無用の長物」に過ぎないものです。
注意点もあり
とにかく、今騒がれているTeamsのような「クラウド化」というものは一長一短あることを知ってください。
成功の基本はツールを「使いこなす」ことと「その仕組みを理解する」ことです。
ツールに振り回されたり、理解せずに使っているとある時、大きなトラブルになるということを理解しておかなければなりません。
クラウド化の脅威は重要なデータを全世界でいつでもどこからでもアクセスできることです。
さらに自分とそのデータたちは一本の通信回線でしか繋がっていないという恐ろしいものなのです。
私の知識で言えば、まだまだクラウド化という技術が使われ出して数年しか経ってないため、熟していません。
いくらマイクロソフトやグーグルであろうが、そのテクノロジーに完全なものなどなく、使う側がそのリスクを負い、充分に理解しなければならないと思っています。
この手のクラウドツールは「通信回線が遮断したらアクセスできない」「データが漏洩したか?分からない」「専門家でしか分からない」などトラブルに遭わないと分からないことだらけなのです。
とにかく、いろいろ脅威が回りにあって、それはセキュリティという漠然としたソフトウェアでしか守られていないという曖昧な環境で仕事をしているということなのです。
さらに言えば、一度漏洩したデータは取り戻せないということもあります。
このリスクは限りなくゼロに近いですが、使う人に依存します。
このように「落とし穴」が沢山あるのも事実なので、導入に関してはその仕組みを理解して一歩ずつステップアップしていくことです。
ITの分野は否定から入ると限りなく使い難いものになるので、まず理解することでしょう。
そして、企業はできるところから導入していくことがポイントで、それが中小企業がこれからしなければならないことなのです。
そうしなければいずれ仕事がしづらくなるでしょう。
セミナー終了
セミナーが終われば、私のメインであるdynabookの展示ブースです。
シャープの中の一角にdynabookブースとdynacloudブースが申し訳なさそうにありました(笑)
シャープメインの展示会ですからね
薄型スタンダードモデル
モバイル系はあまり変化が無く、業務系スタンダードはちょっと気になるところです。
最近はドライブレスのモデルが増えました。
そう、DVDドライブが無いパソコンになりますが、軽量化のモバイルは当然ながら、スタンダードもその流れになっています。
軽量化?
展示のスタッフさんはそのように言っていましたが、スタンダードで軽量化はナンセンスです。
このドライブレスは市場がディスクレス化になっているからですね。
ダウンロード販売や先ほど言ったクラウド化、オンデマンドビデオ配信など、全てのものが回線一本で事足りる時代になったのですから、ディスクを使って何かをするという概念が薄れています。
ですから、必要な人だけ、外付けDVDを使ってくださいという流れです。
それがdynabook Pシリーズです。
モックは海外モデルの英語キーボードですが、なかなかのデザインで良いですねェ~(笑)
こっちはB55の10キーレスモデルです。
個人的には10キー不要なので、こっちが良いですね。
まだまだdynabookが他社に比べて斬新なデザインです。
以上!