シリーズ!中小企業のデータ管理編 その2 Windows Storage Server 2012R2の初期設定

中小企業のIT化
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ネットワーク時代になって企業でNAS(ネットワーク共有ディスク)の導入が増えてきました。

前編で言いましたが、BOXのNASでは耐久性などの問題もあり、中小企業への導入は好ましくないと思います。

やはりサーバー筐体のwindows storage server2012R が良いです。

今回は安価で比較的サポートも充実している富士通 Primergy TX1310 M1 を使います。

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初期設定

サーバーだからと言って難しく考える必要はありません。

予め設定したパッケージ商品を購入すれば良いだけです。

ここでなぜ?サーバーが良いか?というと、何と言っても冷却性能による耐久性です。

冷却や構造などを考えると、どんなに高性能なNASだったとしても、サーバーの筐体に勝るものはありません。

中小企業が導入しないのは価格ももちろんと思いますが、それとは別に「難しい?」「管理者が必要?」などと思っているからだと思います。

このモデルのスペックは下記のようになります。

CPU:PentiumG3420
メモリ:4GB
HDD:2TB×2本 RAID1
OS:Windows storage server 2012std

これで20万を超えるくらいですので、サーバーとしてはそんなに高いものではないと思います。

そのものが高い?か安いか?と言う基準はそ管理するデータの内容だと思います。

20万くらいで大事な会社データが守れるのであれば、安い!という考え方を持つことが重要でしょう。

筐体は馴染みやすくデスクトップパソコンの筐体になります。

付属品はOS(windows storage server 2012R2 STD)と2枚のDVD、マニュアルが入ったディスクの計4枚になります。

メモリも4GBでは若干少ないので、富士通純正の増設メモリを購入しました。

SK Hynix のブランドのPC3L-12800Eになります。

もちろん、パソコンの増設メモリとは違いますのお待ちがい無いようにお願い致します。

ちなみに既存でついているメモリは下記になります。

そのまま増設位置にモジュールを入れてください。これで完了です。

ここはパソコンと同じように設置すれば自動的に認識します。

電源を入れると下記のメッセージがでますので指定された添付のディスクを入れてください。

「OK」を押すとそのまま実行します。

完了です。

RAID1で出荷していますので、通常使う分であれば、これで大丈夫です。

これ以降は必要に応じてユーティリティソフトを入れて行けば良いですが、このままでもストレージサーバーとして使えます。

その3単純なデータ管理の考え方

 

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