Outlook2013の移行が一回で終わらなかった場合
outlook2010からoutlook2013に移行する場合、通常のエクスポート作業をし、インポート作業をします
一般的には一回のエクスポート/インポート作業で「受信トレイ」、「送信済みトレイ」、「削除済みトレイ」なども一緒に移行されるのですが、Outlookの移行の場合は各々エクスポート/インポート作業をすることもできます。
デフォルト(初期)でできるファイル名は「backup.pst」になります。
これを移行したいトレイ(アイテム)分だけ行ってください。
移行手順
では、簡単に移行手順を説明します。
最初に移したい元のパソコンで下記を行ってください。
バックアップ(エクスポート)
Outlook2010を起動してください。
開く/エクスポートを選び、インポート/エクスポートを選びます。
「ファイルにエクスポート」を指定します
Outlookデータファイル(.pst)を選びます。
※ここで下記のように「受信トレイ」と指定することで「受信トレイ」のみエクスポートされます。
もちろん、サブフォルダーを含むにチェックがあれば、自分で生成したサブフォルダも移行されます。
ファイル名は「backup.pst」でも「backup受信トレイ.pst」でも何でも良いです。
仮にこれをjyushin.pstにすると分かり易いかもしれません。
この作業を「送信済みアイテム」「削除済アイテム」と繰り返し行ってください。
soushinzumi.pst
sakujyozumi.pst
などを作れば分かり易いです。
これをUSBメモリか何かコピーしてください。
取り込み(インポート)
次に取り込みです。
移行先のパソコンでOutlook2013を起動してください。
これもOutlook2010同様に開く/エクスポートを選び、インポート/エクスポートを選びます。
「他のプログラムまたはファイルからインポート」を選びます。
Outlookデータファイル(.pst)を選びます。
この取り込みが「backup.pst」になっていますが、それを上記のように「受信トレイ」「送信済みアイテム」「削除済みアイテム」の移したいトレイ分します。
仮に上記で「soushinzumi.pst」にエクスポートした場合、中身のファイルは「送信済みトレイ」に自動的にインポートしてくれます。
もちろん、同一ファイル名「backup.pst」でも、エクスポートしたものが「受信トレイ」であれば、インポート先も「受信トレイ」、「送信済みアイテム」であれば、インポート先も「送信済みアイテム」になります。